ニュースちゃん24

当ブログについて

    カテゴリ: 生活


    環境負荷などの観点から注目されている昆虫食(写真はコオロギパウダー入り玄米スナック)。今の社会を維持するのに、この流れは本当に有用か? もう少し幅広い議論があってもいいのでは

    環境負荷などの観点から注目されている昆虫食(写真はコオロギパウダー入り玄米スナック)。今の社会を維持するのに、この流れは本当に有用か? もう少し幅広い議論があってもいいのでは


    あらゆるメディアから日々、洪水のように流れてくる経済関連ニュース。その背景にはどんな狙い、どんな事情があるのか? 『週刊プレイボーイ』で連載中の「経済ニュースのバックヤ

    ード」
    では、調達・購買コンサルタントの坂口孝則氏が解説。得意のデータ収集・分析をもとに経済の今を解き明かす。今回は「昆虫食」について。

    *  *  *

    「コオロギ食など昆虫食はほとんど意味がないと思います」とテレビ番組でコメントしたらちょっとした騒ぎになった。コオロギ食を紹介する企画をほぼ否定しただけではなく、スタジオの雰囲気を壊したからだ。スタジオはかなり過熱してしまった。

    私は芸能人ではなく、心も強くないのでエゴサーチなるものができない。ただその日以降、仕事で会う人たちから「切り抜き動画を見ました」といわれ、当連載をご担当いただいている編集の星野晋平さんからも「話題ですね」とメールが来た。

    週末にライブハウスに行ったら、メロディックデスメタルバンド・THOUSAND EYESのボーカルDOUGENさんから突然に手を差し出され、「コオロギの握手です」と言われた。

    もっとも私たちは自由主義社会にいる。コオロギ食を研究したい人はすればいいし、誰も止める権利はない。反対者にコオロギ食の凄さを見せつければいい。その上で、環境負荷や食料安全保障などの観点から考える私の意見は次の通りだ。

    【1】そもそも日本はフードロスが多く、年間522万tといわれる。東京ドーム4杯分ほどだ。私は仕事で食品流通の方々とかかわりがあったが、加工食品は次々に返品されたり廃棄されたりしていく。

             食品廃棄物のイラスト


    賞味期限が迫れば小売店は置いてくれず、期限の大部分が残っていなければ納品もできない。業界は期限の延長に力を入れているが、それでもかなりの量が捨てられ、廃棄にもエネルギーを要している。

    さらに流通の上流である農家の段階でも、せっかく出荷間近の食料を価格暴落などの理由で捨てる様子がニュースになることがある。下流の家庭でも食べ残しや作りすぎで捨てる量は少なくない。

    【2】コオロギなど食用昆虫は養殖時に飼料として穀物などが使用される。食料危機時にはそれらが輸入できない状況に陥るのではないだろうか。廃棄済み食品等でも養殖できるのかもし

    れないが、まずは廃棄を減らしたり、あるいは同じく廃棄済み食品で養殖できるほかのたんぱく源と比較したりするほうが先だろう。

    よく1㎏生産するのに必要な飼料の量は牛や豚や鳥や魚よりコオロギが優位だといわれるが、そもそもコオロギなどの虫を、牛や豚や鳥や魚と同じようなレベルで大量生産し、コスト削減を図るのは可能だろうか。コスト的に見合わないのでは。

    【3】批判や異論があるのは承知しているが、遺伝子組換えやゲノム編集で新たな商品を作るほうが、私は可能性があると思っている。

    たとえばゲノム編集のトマトやマダイなど、栄養素や可食部分を増やした事例がある。遺伝子組換え食品は理屈を超えて食べたくない人もいるだろうから無理強いはできないが、コオロギと比べてどうだろうか。

    私は、ほんとうに食料危機になったら日本人はコメを食ってしのぐしかないと考えている。そしてそれ以前に、そもそも日本においてはあまり過剰に食料危機を煽(あお)るべきではない、という立場でもある。

    冷静に考えたい。イデオロギーから反対するのは馬鹿げている。私の理屈が間違っていたら教えてほしい。素直に考えを修正したい。

    そうそう、話をテレビ番組のスタジオに戻す。白熱したゆえに、「虫ゆえに無視はしませんがねえ。わはっは」というギャグを言い忘れた。

    ●坂口孝則(Takanori SAKAGUCHI) 
    調達・購買コンサルタント。電機メーカー、自動車メーカー勤務を経て、製造業を中心としたコンサルティングを行なう。『営業と詐欺のあいだ』など著書多数。最新刊『調達・購買の教科書 第2版』(日刊工業新聞社)が発売中!

    環境負荷などの観点から注目されている昆虫食(写真はコオロギパウダー入り玄米スナック)。今の社会を維持するのに、この流れは本当に有用か? もう少し幅広い議論があってもいいのでは


    (出典 news.nicovideo.jp)

    昆虫食(こんちゅうしょく、英語: Entomophagy, Insect eating)とは、ハチの幼虫、イナゴなど、昆虫を食べることである。食材としては幼虫や蛹(さなぎ)が比較的多く用いられるが、成虫や卵も対象とされる。先史時代から人類は昆虫べ、現在もアジア、中南米、アフリカなど124か国で一…
    113キロバイト (15,200 語) - 2023年3月18日 (土) 14:42


    昆虫食が意味がないという言葉には、何かしらのエビデンスが必要だと思います。もし、昆虫食が健康や環境に悪影響を与える場合は、その理由が明らかになることが必要です。

    <このニュースへのネットの反応>

    【【食料】坂口孝則「昆虫食はほとんど意味がない」と言った理由とは!】の続きを読む


    2022年10月に国内1例目が報告されて以来、日本全国で猛威を振るっている、高病原性鳥インフルエンザ(以下、鳥インフルエンザ)。

    その名の通り鳥が感染するインフルエンザであり、感染した鳥は多くの場合、命を落としてしまうのです。

    海外から渡り鳥が飛来してくる10月頃に流行しやすく、2023年3月現在、動物園や飼養鳥から続々と被害が報告されています。

    客からの「卵が高すぎる」というクレームに、生産者が悲鳴

    そんな中、生産者側として声を上げたのは、株式会社半澤鶏卵の3代目後継ぎである半澤清哉(@hanzawa_seiya)さん。

    半澤さんによると、自社の販売する卵に対し、最近こういった意見が増えたといいます。

    「卵が1パックが200円台だなんて、高すぎる!ぼったくりだ!」

    卵が10個ほど入ったパック入り販売は、多少の変動はあれど、これまで200円前後が相場とされていました。

    しかし、先述した鳥インフルエンザなどの影響もあり、2023年3月現在、200円台後半で販売する企業が増えています。

    半澤さんは、そういった苦しい現状に置かれた生産者側として、「もう値段を叩かないでほしい」と涙ながらに訴えかけました。

    値段にクレームを入れた人は、生産側が儲けに走っていると思ったのでしょうか。しかし、相次ぐ卵の値上げは、生産者が利益を上げるためのものではありません。

    半澤さんによると、値上げをした上でも、卵1パックあたりの利益はたったの2%ほどなのだとか。

    また、鳥インフルエンザは感染力が強く、命を落とす可能性が高いため、1羽でも感染が発覚した場合、家畜伝染病予防法にのっとって採卵鶏を殺処分することになっています。

    愛をこめて大切に育てた採卵鶏を殺処分せざるを得ない上に、販売できる卵の数が減ってしまうのが、生産者にとって大きなダメージであることはいうまでもありません。

    悲痛な叫びは拡散され、ネットでは多くの人が「生産者側も頑張っているのに、つらすぎる…」「大変かと思いますが、応援しています」といった声が上がっています。

    半澤さんは生産者側の人間として、このように想いを明かしました。

    何十年もの間、価格が比較的安価で安定していた卵ですが、その背景には生産者側の我慢も伴っていた背景がございました。

    現在、鳥インフルエンザが大流行し、市場から卵が無くなり、私達生産者としても明日は我が身の状態で、過去に例を見ない最大の危機を迎えております。

    併せて、この局面が卵の存在価値を見直していただく1つのターニングポイントになれば幸いです。

    まずはお客様への安定供給を第一優先として、私達もできるだけ多くのお客様へお届けできるよう、感染対策等を最大限行って参ります。

    引き続き、供給不足で皆様にご迷惑をお掛けしますが、ぜひ今回のTwitterの拡散が、卵を大切にしてくれる人が少しでも増えるきっかけになれば嬉しいです。

    鳥インフルエンザの影響で、新潟県では、およそ68万羽の採卵鶏が殺処分されたことも明らかになっています。

    全国で養鶏場の数が減り続ける中、新鮮でおいしい卵を届けるため、つらい環境下でもなんとか努力を重ねている、生産者の人たち。

    新鮮な卵が食べられることを「当たり前」と思わず、生産者への感謝の気持ちを持って購入したいですね。


    [文・構成/grape編集部]

    出典
    @hanzawa_seiya


    (出典 news.nicovideo.jp)

    鳥インフルエンザ(とりインフルエンザ、英語: Avian influenza, Avian flu, bird flu)とは、A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して起きる鳥類の感染症である。トリインフルエンザとも表記される。また、鳥インフルもしくはフル
    91キロバイト (10,968 語) - 2022年12月29日 (木) 13:47


    「本当につらい状況だと思います。生産者の方々が頑張って働いているのに、こんなにも報われないなんて…。私たちも卵を買う時には、もっと応援していかなければいけませんね。」

    <このニュースへのネットの反応>

    【【食】生産者悲鳴「卵が高すぎる」という客からのクレーム】の続きを読む


    シジミ等より歪み易い同心円状の凹凸ができる。殻の内側は稚貝のうちはやや紫色をしているが、大きくなるにつれて白色となる。雌雄異体で卵生である。 日本において広く食用にされているシジミはこのヤマトシジミであるが、マシジミ、セタシジミ等もまれに流通している。…
    4キロバイト (522 語) - 2022年10月27日 (木) 07:43
    もったいないから食べますよ。

    1 ぐれ ★
    ※2023.03.08 15:00
    マネーポストWEB

     しじみ汁のしじみの身、刺身のつま、鮭の皮、パセリ──。外食時に、食べるかどうか意見が分かれるものは意外にある。食べるのが当たり前だと思っていて、人前で食べたら驚

    かれたというエピソードを持つ人も少なくないようだ。実際にそういった体験した人たちの話をもとに、食べる派・食べない派で意見が分かれる食べ物を探ってみた。

    「えー? 身を食べる人っているんだ!?」

     商社に勤務する20代女性・Aさんは、デート中にとんかつ屋さんに行った時のこと。しじみ汁のじしみの「身」を食べていると、彼に驚かれたという。

    「彼が食べる手を止めて、まじまじと私を見ているなと思ったら、『えー? 身を食べる人っているんだ!?』と目を丸くされました。私にとってはごく自然なことだったので、

    『え? 食べるものなんじゃないの!?』と、逆にこっちが驚いてしまい、なんだかめちゃくちゃ恥ずかしくなりました」(Aさん)

     Aさんの家は、「食べ物は残さない」という教育方針で、しじみの身も当然、食べるものだと思っていた。それだけに「食べない」という発想はなかったという。

    「ただ、確かに、量が多いと食べきるのに時間がかかりますし、身が小さいと食べるのが面倒にはなります。食べた後の殻はお椀に戻すことになるので、どれがまだ食べていない

    のか、かき混ぜる羽目にもなります。でも、最初からその存在を無視して『食べない』という選択肢があるなんて……。彼に指摘されて、そんな考え方があるんだ、と思いました」(Aさん)

     Aさんは、彼に「食べない」理由を尋ねてみた。彼の主張を整理すると、次のようなものだった。

     彼にとって、しじみの身はあくまで“ダシ”で、「食べる」ものではない。ちなみに、しじみは食べないが、あさりは食べる。食べる・食べないの基準としては、食べやすいかどう

    かも大きく関わっており、「小さいしじみをちまちま食べるのは、箸だと大変だし、だからといって手で食べるのは汚いし、面倒」──という理屈だった。

    続きは↓
    https://www.moneypost.jp/1001433




    【【食】「しじみ汁のしじみの身」食べる派?食べない派?】の続きを読む


     コオロギ食が議論を呼んでいます。きっかけは徳島県の県立高校でコオロギパウダーを使った給食を希望する生徒に試食させたことでした。一部ネットニュースが2月28日に報じたとこ
    ろ、“そんなものを子供に食べさせるな”と学校にクレームの電話が殺到したのです。


    ◆「コオロギ粉末給食」から広がった波紋

     各界の著名人も反応しました。中川翔子は3月1日に自身のツイッターで、<コオロギとか絶対食べません>とツイート。翌2日には『スッキリ』(日本テレビ)でも取り上げ、MCの加藤浩

    次、パネリストのモーリー・ロバートソン、坂口孝則らがそれぞれ賛成、反対の立場から激論を交わしました。

     3日には堀江貴文氏が自身のYouTubeチャンネルで「コオロギ食に正義なんか何一つ1ミリもないです」とバッサリ。コオロギ食を推進するベンチャー企業は「社会的に全く価値がない」とまで断言しています。

     そして3人の子を持つ母親の小倉優子も、4日放送の『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で、国が主導することによって「なんか利権が絡んでるとか、そういうのが言われてるから、そっちが気になっちゃいます」と語り、疑いの目を向けているようでした。


    ◆ネットではコオロギ食への批判、不買運動も

     輪をかけて熱くなっているのが一般のネットユーザーです。河野太郎デジタル大臣が昨年のイベントでコオロギ食を試食した画像が拡散されたり、敷島製パン(Pasco)が2020年12月から

    展開しているコオロギパウダー入りの商品をやり玉にあげたりして、批判や不買運動が起こってしまいました。

    “牛乳を捨てているのにコオロギを食べさせるとは何事か!”といった内容の怒りがほとんどですが、なかには陰謀論めいた説とリンクさせて徹底抗戦する人たちもいて、展開次第ではさらにヒートアップしそうな雰囲気です。

     とにもかくにも、にわかに脚光を浴びたコオロギ食。論点を明確にするために、おおまかな流れを整理しておきたいと思います。


    ◆日本の人口は減少傾向でも、世界的には増加し続けている

     拒否反応を示した人の多くは、国内事情に照らし合わせて不可解だと感じているようでした。では、食用コオロギの導入を検討しているのは日本だけなのでしょうか? 

     これは明らかに違います。確かに日本に限れば人口は減少傾向ですが、インドやアフリカなどの新興国を中心に世界的にはまだ増加の一途をたどっている。安定的な食糧供給は喫緊の課題です。

     特に問題となるのがタンパク質。地球上の全人口に必要な分をあまねく摂取させることを考えた場合、家畜だけでまかなえるのかというと大変に厳しい。家畜を育てるには植物由来のエ

    サが必要です。それも1カロリーを供給できるニワトリを育てるには9カロリーほどの植物を与えなければなりません。(『Effective Altruism』What role might insects play as part of the future food? より)

     つまり、地球上の全人口が動物の肉を食べようとしたら、同時にその9倍ほどの植物も育てなければならないわけです。その植物を育て、収穫するために使用されるエネルギーも考えると、地球に相当な負荷がかかっていることが想像できるのではないでしょうか。


    ◆駆除されていた昆虫が新たなタンパク源として注目

     そこで昆虫食が研究されるようになったのですね。家畜のエサとなる植物を育てる際に害虫として駆除されていた昆虫には、食肉をしのぐタンパク質やミネラルを含むものもあるのだそう。

     それを食べるようになれば、家畜、植物の消費が相対的に減ることになり、ひいては収穫や畜産にかかるエネルギー量もセーブできる。好循環のキーになると考えられているのです。

     つまり、堀江貴文氏の言う「コオロギ食に正義なんか何一つ1ミリもないです」とか、“どうせ利権絡みでしょ”という小倉優子の心配とは全く逆。そんなちっぽけな話ではありません。

     このままでは地球がもたない、未来の人類に申し訳が立たない。いま何かしなければ手遅れになってしまうとの徳義心が原動力です。

    <我々の食べ方が持続可能でなく、根本から考え方を変えなければ地球上の半分は肥満であふれかえり、もう半分は水没してしまうと気づいている人たちにとっては明白な事実だろう。>(『The Guardian』 If we want to save the planet, the future of food is insects  2021年5月8日 筆者訳)

     昆虫食はおおむね正義から生まれたアイデアだと考えて差し支えありません。しかしながら、各国が一斉に大きな変革に向けて動き出す様子を懸念する向きがあるのも確かです。そもそも一体いつどこでそんな話が決まったのだろう?と。


    ◆背景にある思想的なムーブメント

     その背景には、ある思想的なムーブメントがあります。Effective Altruism(効果的利他主義)、Longtermism(長期主義)と呼ばれる哲学です。

     弱冠35歳、スコットランドの哲学者、ウィリアム・マッカスキルによって提唱され、ビル・ゲイツやジェフ・ベゾス、そしてイーロン・マスクといった大富豪たちが支持しています。地

    球規模の課題に対する解決策を探求し、そのために巨額の投資をうながしていく活動の根拠となっています。

     ざっくり言うと、いま生きている80億人の心配よりも何百年も先に生きているであろう何兆もの人類のために良いことをしましょう、というもの。たとえば、地球ではまかないきれない

    ので火星でも人が住めるようにしようとか、新型コロナのワクチンがより広範に行き渡るために自由な市場で売買できるようにしようとか。


    ◆「未来のために…」という考え方がはらむ危険性

     一見すると倫理的、道徳的に正しいように見えますよね。けれども、慈善活動であることを盾に、彼らの莫大な資産をさらに増殖させる新たなシステム作りに加担させられてしまう危険もあるのですね。

     ビル・ゲイツ財団が代替肉のベンチャーに莫大な金額を投資している事実からも、新たな食糧システムが構築されればビル・ゲイツの力をより強化する方向に働くのは自明の理でしょう。

     これらはたいてい大富豪たちのちょっとした思いつきやビジネスチャンスに端を発します。掛け声ひとつで右往左往させられるのは、その他何十億もの人々です。

    <傲岸不遜だと言わざるを得ない。莫大な富を溜め込んでは、自身による支配を強化するために新たな合意形成の方法を常に模索する神の如き大富豪たちは、何十億もの人々をあたかもチェスの駒のように扱うのだから。> (『The New Statesman』 Elon Musk’s useful philosopher 2022年11月14日 筆者訳)

     このように“未来のために”と謳って今そのときに巨額の資金を調達するやり方は、決して長期的な視点(long-term thinking)によるものではないと記事は批判しています。

     ひとつひとつ細かな調整を経て段階的に対処していくのではなく、劇的な変更によって人々が“そう生きざるを得ない”ような状況を作ってしまう。それが善意や正義を標榜しているからこそ厄介なのだと危惧しているのです。


    ◆コオロギ食は救世主か、それとも…

     ここ日本で降って湧いたようなコオロギ食のニュースも、陰謀論や行政への不信で片付けず、より大きな視点から考える必要があるのかもしれません。

     食糧危機は眼前に迫っており、その間にも環境破壊は進行している。救世主となり得るかもしれない昆虫食ではあるけれども、どこからともなく聞こえてきた掛け声ひとつで既存のシステムがあっという間に書き換えられてしまいそうな恐怖。

     この違和感をかき消す論法として壮大なビジョンの“効果的利他主義”や“長期主義”が機能しているのだとすれば、やはりある程度は警戒しておいたほうがいいのだろうと思うのです。
     
    文/石黒隆之

    【石黒隆之】
    音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4

    写真はイメージです


    (出典 news.nicovideo.jp)

    昆虫食 (食用からのリダイレクト)
    ばよく、食物アレルギーに関しては甲殻類アレルギーの人は食べないようにすればよい。また、食用コオロギは管理下で飼育されており、雑食している野生のコオロギとは別物である。EFSAは、2021年にヨーロッパイエコオロギ(冷凍・乾燥)などについて、甲殻類等のアレルギー以外の安全性を確認し、2022年に欧州委員会は新規食品として認可している。…
    108キロバイト (14,701 語) - 2023年3月7日 (火) 07:50


    食用コオロギと普通のコオロギとは違うようですが、虫アレルギーの私しはノータッチ。

    <このニュースへのネットの反応>

    【【食】「コオロギ粉末給食」が波紋を呼んでいる・・・】の続きを読む


    「太っているだけで“年間3万円”の損」医療費を比べてわかった「メタボ体型の人」が失うもの から続く

     毎日、コンビニでスナック菓子を買う人は少なくないはず。しかし何も考えずに買ってしまうと、収入や健康に大ダメージを招く危険性も。

     スナック菓子をやめると、人生はどう変化するのか? 経済ジャーナリストの荻原博子さんの新刊『5キロ痩せたら100万円』より一部抜粋してお届けする。(全3回の3回目/#1#2を読む)

    ◆◆◆

    毎日「コンビニ食」で失うもの

     収入がそれほど高くはない人が、健康的な食事を摂るためには、意識改革が必要です。

     まず、食費にいくらかかっているかを計算してみましょう。たとえば、コンビニ弁当を買っ

    たら飲み物も欲しくなりますから、1食500円ほどかかります。仮に3食ともコンビニ弁当だと1日1500円。1ヶ月で4万5000円。4人家族だと、1ヶ月18万円もかかることになります。

     時々ならまだしも、毎食のように家族4人でコンビニ弁当を食べていたら、こんなにお金がかかるのだということを、まず自覚しましょう。

     総務省の「家計調査」では、2人以上の世帯の1ヶ月の食費は平均7万9401円(2021年の調査)。ここには、外食費1万452円や酒代3769円が含まれるので、これを除くと6万5180円。

     ただ、実際には1ヶ月の食費を4万円くらいでやりくりしているご家庭は多く、4万円以下に抑えているというご家庭も少なくありません。

     つまり、コンビニ弁当や外食に頼ると、食費は3倍近くにまで膨れ上がります。今はとくに、値上げラッシュで商品価格が上がっている状況ですからさらに深刻です。

     ですから、節約しようと思ったら、上手に自炊していく方法を考えていきましょう。

    「卵かけご飯」をベースに食事を考える

     自炊する場合、まずご飯を炊きますが、皆さんは、ご飯茶碗1杯の値段をご存じですか?

     ご飯1杯のお米の値段は約25円。ここに卵をかけて「卵かけご飯」にしても50円程度。朝食

    ならまだしも、夕食はこれだけでは寂しいので、鶏の胸肉をソテーします。住んでいる場所にもよりますが、鶏の胸肉は100グラム100円くらいで買えます。

     豚肉は鶏肉より高いですが、それでも100グラム200円くらいでしょう。さらに、直売所などで割安の野菜を購入したり、スーパーなどでも旬の野菜は比較的安価で買えるので、それら

    を添えればコンビニ弁当1つと同じくらいの値段なのに、かなり充実した夕食がつくれます。

     もちろん、忙しくてたまにはコンビニ弁当を活用しなくてはならないという場合もあるでし
    ょう。しかし自炊を食事の基本にすれば、栄養バランスも良くなるし、食費も浮きます。

     そして、自炊で食費を抑えられれば、貯金する余裕が生まれます。

     収入が少ない人ほど、食事に工夫を凝らし、十分な栄養を摂りながら食費の節約をするべきなのです。

    毎日スナック菓子を買うだけで…

     私自身がそうだったのですが、つい手軽にストレスが解消できるスナック菓子に手が伸びてしまう、という人は少なくないのではないでしょうか。

     ごくまれに、スナック菓子を1日1袋子供に買い与えているなんていう家庭も見かけます。なかには、うるさい子供が、スナック菓子を食べている間だけは大人しくなるので、静かにしてほしい時は与えているという親もいるようです。

     ただ、スナック菓子も値上がりしていて、コンビニだと1袋150円くらいします。すると30日で4500円、1年で5万4000円の出費です。他の家族もスナック菓子を食べるとしたら、かかるお金はさらに大きくなります。

     もしこれを、手作りのおにぎりに換えたらどうでしょう。腹持ちがいいだけでなく、年間に3万円は貯金できるかもしれません。

     今まで、スナック菓子をバンバン食べていた私が、なんだか他人事ごとのように上から目線でこんなことを書いているのは恥ずかしい限りですが、自省の念を込めて自分の経験を告白します。

     私の場合、それほどお腹も空いていないのにスナック菓子を食べていた理由は「ストレス解消」でした。イライラした時や手持ち無沙汰の時に、お菓子を食べていると何となく気持ちが落ち着くのです。

     その積み重ねでメタボ体質になってしまったことを深く反省し、今はスナック菓子とは縁を切りました。

     私の経験を反面教師にして、皆さんはお気をつけくださいね。

    (荻原 博子/Webオリジナル(外部転載))

    スナック菓子を買い続けることで、失うものとは? ©getty


    (出典 news.nicovideo.jp)

    仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダー > 仮面ライダースナック 仮面ライダースナック(かめんライダースナック)は、1971年から1973年1月までカルビー製菓(現・カルビー)が発売したスナック菓子。 特撮テレビドラマ『仮面ライダー』が本放送当時に「変身ブーム」を巻き起こすほどの人気番組となったこ…
    18キロバイト (2,600 語) - 2023年3月7日 (火) 02:05


    外食、コンビニ弁当にしたら高くつくのは当たり前ですが、ごくたまにならいいのでは。スナック菓子は風邪をひいてしんどい時にはなぜか?おいしいんですが・・・・・

    <このニュースへのネットの反応>

    【【食】毎日コンビニ食で失うものとは?】の続きを読む

    このページのトップヘ