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    カテゴリ: 社会


    電車の優先席にさも当たり前に座る社会人は何を考えているのか。人材育成コンサルタントの松崎久純さんは「優先席に座る健常者には、『必要な人が来たら譲ればいい』と述べる人たちが多いようだ。私には、この考えはあまりに無神経に思える」という――。

    ■地下鉄で躊躇せずに優先席に座る同僚

    30代会社員の方からのご相談です――地下鉄に乗ると、同僚が何ら躊躇もせず優先席に座りました。そのことを注意したら「何がいけないんだ」と言うので、そのモラルの低さに呆れ、信頼できなくなりました。日本は、いつからこんなふうになってしまったのでしょうか。

    日本には、列車内で女性が目の前に立ったら席を譲るという習慣がないだけでなく、老人が立っていても席を譲らない人が多く、そうしたシーンを見て注意をする人もほとんどいません。

    そんな国では、優先席を必要としない人たちが平気でそれらの座席を占領し、「必要な人が来たら譲ればいい」と言ってのけます。そんな行為もモラルに反するとさえ思わない人が多いのです。

    ■健常者が優先席に座ることを正当化する現状

    女性に席を譲るというのは、他の先進国では当たり前の風習ですが、日本にはそんな雰囲気すらありません。

    知り合い同士なら別でしょうが、女性だからという理由で他人から席を譲られたら、女性のほうが戸惑ってしまうでしょう。

    日本に住んでいると、これを変えるのは相当に難しい、あるいは変える必要はないことのように思えます。

    しかし、電車の中で老人がつり革につかまっているのに、その前に座る若い人たちが知らん顔をしている。これについてはどうでしょうか。その様子が目に入るはずの人たちも、皆見てみぬふりをしています。

    そして、ハンディキャップのある人たちに用意された優先席には、健常者が平然と座り、スマホをいじっています。

    こんな現状を恥ずかしいと思わないどころか、正当化する人たちも多いのですから、質問者の方のように感じられるのも無理はないでしょう。

    実際のところ、これは今にはじまったことではなく、昔から目にする姿ですが、ここ10年ほどは特に、そんな行為も間違ってはいないと、(主にネット上で)理屈をこねる人たちが多いように見えます。

    ■「必要な人が来たら譲ればいい」でよいのか

    優先席に座る健常者には、「必要な人が来たら譲ればいい」と述べる人たちが多いようです。私には、この考えはあまりに無神経に思えます。

    本当に必要としている人が、優先席が空いていない様子を見て、その席を諦めてしまうかもしれないとは考えられないのでしょうか。

    譲ってほしければ言えばいい? なぜ彼らが健常者に頼まなくてはならないのでしょうか。

    優先席に座る健常者は、優先席にそんな誰かが座っていたら、高齢者は近寄って来にくいと想像できないか、そのことを気にしていないのです。

    ■高齢者の気持ちを想像できないのか

    優先席が必要な人は、ホームに列車が入ってきたときに、優先席の様子を見ているものです。

    優先席の近くに乗ったら、一度、次の駅で乗ってくる乗客の様子を眺めてみてください。その中には、ホームに入ってきた列車の優先席の様子(空いているかどうか)をじっと見ている人がいるでしょう。

    自分が座っている優先席は必要な人がいれば譲るという若者は、高齢者がその優先席に若者が座っているのを見たときに、どんな気持ちがするのかわからないのでしょう。

    優先席に座っている若者に「どうぞ」などと言われ、お礼を言って座るのは、高齢者は口には出さないでしょうが、まったく釈然としないことです。

    他のたとえで言えば、飲食店で行儀わるく肘をついて、くちゃくちゃと音を立てて食べている客が、他に客が入って来たら、あるいは他の客から何か言われたら止めればいいと考えている。それと同じで、ひと言で言えば振る舞いや考え方がロークラスなのです。

    そんな行儀のわるい客は、多くの人にとって一瞬目に入るだけでも嫌なものです。店の外から見てそんな客層であれば、店内へ入るのを躊躇する人も多いのではないでしょうか。

    ■席を譲ってとは頼みにくいもの

    健常者は他人の気持ちに想像が及べば、優先席に座ろうとはしないはずです。

    たとえば妊婦さんが1駅か2駅だけ乗るのに、「席を譲っていただけますか」とは頼みにくいだろうと想像できれば、振る舞い方は変わるはずです。

    そもそも妊娠しているかどうかは見ただけではわからないことも多いのです。

    私は「優先席に座って何がわるい」という考え方は、日本社会のモラルの残念な面を象徴するものだと思っていますし、そのことは声高に述べ続ける必要があると考えています。

    今ここで自分が優先席に腰掛けても誰にも何の影響も及ぼさない。そんな状況もあることはわかります。しかし、ここで話題にしているのは、そうした状況でのことでないのは、おわかりいただけるでしょう。

    ■優先席はあくまでも「優先」席?

    私には、「健常者が優先席に座って何がわるい」と述べる人の理屈は、「列車内の床に座って何がわるい」と言う人の理屈と同じに聞こえます。

    ひっきりなしに人が行き来するところに誰かが座り込んでいる。注意をしたら、「なぜ座ったらいけない」と言い返されたとしましょう。

    しかし、こんなことは理詰めで考える問題ではありません。多くの日本人にとって、「何がいけない」と説明するような事柄ではないのです。

    したがって、「優先席はあくまでも『優先』席なので、その場に優先されるべき人がいなければ自分が座ってもおかしくない」などと理屈をこねるのは、単純に程度が低いのです。

    優先席に座る健常者は、たとえば自分の婚約者の父親と一緒に地下鉄に乗っても、そこに座ろうとするのでしょうか。

    日頃は平然と座っている人も、そんなときには止めておくのではないでしょうか。

    逆に父親のほうが、何の躊躇もせず座ったら、その父親の人としての「レベル」を見下すのではないかと思います。それともお互いに何も感じないまま優先席に座るのでしょうか。

    ■見て見ぬふりをする風潮が情けない

    私はそうした行為そのものとは別に、それをロークラスとも言えないような風潮、非難されるのを恐れて、見て見ぬふりをする風潮が多いことも、実に情けないことだと思っています。

    もっとも優先席に座る健常者の数(どこから見ても優先席が必要には見えない人たち)はあまりに多すぎ、全員に注意して回れるわけではありません。

    ※視認できる不調ではない場合もあります。国土交通省のアンケートでは36.6%の方が優先席を譲らなかったときの理由に「体調不良・けがをしていたから」と回答しています。

    先日、私はJRの始発駅で列車に乗り込み、発車時刻を待っていると、通勤で列車を利用している雰囲気の外国人女性が、どこから見ても健常者なのですが、いかにも毎日そうしているという感じで優先席に座り込みました。

    私は外国人の友人や仕事上の知り合いも多く、決して人種や国籍による差別をする人間ではありませんが、その際には私たちが大切にしている伝統的な日本の文化が外国人に乱されている気がして、すぐさま注意をしました。

    その女性は、返事もせず仏頂面でしたが、すぐにしたがって、私のすぐ近くの一般の座席に移動しました。

    すると、そのあと発車時刻が近づくにつれ、通勤客の日本人が次々に乗ってきて、同じ優先席に座りはじめたのです。

    これがあまりに当たり前にいつもそうしているという様子で、このときには私も困ってしまいました。

    ■「誰にも何も言われない風潮」に付け込んでいる

    私が注意した外国人も、その後に乗ってきた日本人も、共通しているのは、そんなことをしても「誰にも何も言われない風潮」に付け込んで、そうした行為をしている点です。

    周りから何も言われなければ、そうしてしまう人たち。また、何か言われたときのために、言い訳を用意しているであろう人たち。この人たちに対して、知らぬふりをする日本人ばかりになったら、一体どうなってしまうのでしょうか。

    ■ジェントルな対応

    私たちはモラルを高め、日頃の振る舞い方を洗練させていきたいのです。

    たとえば、ジェントルな人であれば、電車の中で人に席を譲ったら、その後には譲った相手から見えないところまで場所を移動するものです。

    席を譲った相手の目の前に立っていたら、譲られた人がずっと恐縮していないといけないからです。

    そんな気を遣わせないように、すみやかに移動します。もちろん込み合っていたり、手持ちの荷物が多かったりして、それができないこともありますが、できる範囲内でそうするものです。

    席を譲られて遠慮する人たちにも、「私はすぐに降りますから」と話して移動すれば、大抵は誰もが座るものです。

    そんなふうに当たり前に気を遣う人も多いのに、健常者が優先席に座り込んでいるとは、どういうことでしょうか。

    ■想像をめぐらすことが大切

    電車内に限ったことではありませんが、私たちは「想像をめぐらすこと」が大切です。

    仕事ができる人、よい仕事をする人は、そうしているものです。

    自分が上司の立場なら、自分が顧客であれば、今担当者の自分に何をしてほしいと考えるだろうか。何をすることが彼らを満足させるのか。そうしたことについて想像をめぐらすのです。

    もし、それをしたことがなければ、ぜひとも試してみてください。あなたの振る舞いや行動は、まるで違ってくると言っても過言ではないと思います。

    上司は、この件について、どのくらいの頻度で報告をほしいと考えているだろうか。また、それはどんな形(口頭でよいのか、簡単なメール文か、あるいは資料をつくるべきか)が適切なのか。

    考えるのは簡単ですが、大きな違いを生み出します。

    電車の優先席でも同じように、本当に必要な人の気持ちになって考えてみましょう。

    駅のホームで荷物を抱えてベビーカーを押している自分が、列車が入って来たときに、優先席が健常者で埋まっている様子を見たらどう感じるだろうか。一度想像してみてください。

    私が米国で大学生だった頃の話ですが、車いすに乗って街中で過ごすことを体験するプログラムがありました。

    これは体験してみると、人が自分をどのような目で見ているのか、どのように接してもらうとありがたいのか、実際には自分をどのように扱う人がいるのか。こうしたことがわかってくるのです。

    すなわち、それは車いすに乗る人の気持ちが(おそらくわずかながらにですが)わかるようになる体験なのです。

    列車には車いすで乗り込まなくとも、自分が優先席を必要な人だと仮定して、優先席を探して乗ってみてください。これまでとは違う感覚で現状を見ることができるはずです。

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    松崎 久純(まつざき・ひさずみ)
    サイドマン経営・代表
    もともとグローバル人材育成を専門とする経営コンサルタントだが、近年は会社組織などに存在する「ハラスメントの行為者」のカウンセラーとしての業務が増加中。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では、非常勤講師としてコミュニケーションに関連した科目を受け持っている。著書に『好きになられる能力 ライカビリティ』『英語で学ぶトヨタ生産方式』など多数。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/RichLegg


    (出典 news.nicovideo.jp)

    優先席(ゆうせんせき、英語: Priority seats)とは、鉄道・バスなどの公共交通機関に設置される、特定の属性の乗客を対象とした、着席を優先する座席である。一般には交通弱者(高齢者、障害者、傷病者、妊婦、ベビーカー含む乳幼児連れなど)を対象とした福祉的目的で設置されるものを指すが、中には宗教的戒律に基づくものもある。…
    37キロバイト (5,215 語) - 2023年12月16日 (土) 12:39



    (出典 kuku-keke.com)


    「優先席を当然のように使ってしまう人々が存在することが懸念されます。身体的な制約が見えない人々の場合、優先席の必要性を判断しづらいかもしれませんが、それが座るべきではないということではありません。私たちは、互いに思いやりを持って接することが求められています。優先席に座ることによって他の人々に何か迷惑をかける可能性がある場合、自らの利益よりも社会全体の利益を優先する視点を持つことが重要です。」

    <このニュースへのネットの反応>

    【【思いやり】譲ることの大切さを再確認!優先席の真の意味について考える】の続きを読む


     YouTubeで授業を公開するなどして受験生や学生・生徒たちを虜にしていく「教育系YouTuber」と呼ばれるインフルエンサーが活躍する昨今。彼らの多くが無料で授業動画を公開

    しており、受験生はどこにいても自分の好きなタイミングで授業動画を視聴することができる。私が受験生だった十数年前と比較してみても、現在の受験生は恵まれた環境に置かれていると言えるだろう。

     だが、一方でその弊害とも言うべき事態を耳にすることも少なくない。

    ◆◆◆

    「YouTubeで勉強しているから授業は聞かなくても良い」

     先日、知人の中学校教員からこのような相談を受けた。

    「授業中にこちらの説明を聞かない生徒がいたので授業後に話を聞いてみたところ、『●●(教育系YouTuber)の動画で見たから聞く必要がない』と言われた」

    「直接は言われなくとも、自分の授業よりYouTuberの方が信用できるというような話を生徒たちがしているのも知っている。どうしたら良いか悩んでいる」

     私はその知人の実際の指導現場を見ていないため、あくまで一般論にはなるが、比較された上で見切りをつけられてしまっている現状を変えるためには、YouTuberに負けないだけの指導力を習得しなければならないのは間違いない。

     実際、現場の教師や講師よりもわかりやすく感じるケースはあるだろうし、見ていて「魅せ方」という点において本当に上手だと感じる教育系YouTuberも存在する。我々現場の講師たちが彼らから学ばなければならない部分も大きいだろう。


     この知人の経験と同様のことは塾や予備校の現場でも起こっている。ある事項を説明した際に、時として「YouTubeではこんな風に説明されていたのだが、この考え方ではいけないのか」という質問を受けることがあるようだ。


     単純に「この考え方も許容されるのか」という純粋な疑問としてなら良いが、あたかもYouTubeの方が正しく、講師の説明は間違っているかのような、ある種攻撃的な姿勢で質問に来ることもしばしばある。

    信奉する対象としての“教育系YouTuber”

     考えてみれば、こうした話が聞かれるのは今に始まったことではない。以前から「塾の先生にこう教わった」「あの先生はこんなことを言っていた」からと、別の考え方を提示する教師

    や講師の指導を受け入れない生徒は存在したものだ。動画隆盛の時代に入って、信奉する対象に教育系YouTuberが加わっただけとも言えるだろう。





     それに、現場の教師や講師が間違っており、YouTuberの方が正しい発信をしているケースもあることは否定できない。その場合、現場の教師や講師の指導力の向上が必要であり、指導者側に反省すべき点が多々あるのも言うまでもないことである。

     とはいえ、対象が学校教員であれ、塾・予備校の講師であれ、教育系YouTuberであれ、一方を絶対視して他の指導を受け入れない姿勢は少なくとも受験生として好ましいものとは言えない。

    大学受験生向けの映像授業自体は昔からあった

     そもそも、大学受験生向けの映像授業の歴史は古い。現在、スマートフォンやタブレットを通してどこからでも受講可能な「モバサテ」を提供している代々木ゼミナールは1985年ごろか

    らVHSで受講できる「ビデオスクール」を、1989年には通信衛星を利用して講義を全国に配信する「サテラインゼミ」を開始した。また、現在も映像授業を中心として展開している東進ハ

    イスクール・東進衛星予備校は1991年から衛星授業を開始している。さらに、昨今ではコロナ禍の影響を受けて、自宅で映像授業の受講が可能になった予備校も多い。

     これら従来の映像授業と、動画SNSによる授業映像とは一体何が異なるのだろうか。

    従来の“映像授業”と“動画SNS”との大きな違い

     真っ先に挙げられるのが「講師(演者)の質と信頼性の安定感の差」だろう。

     予備校や大手企業によって制作される従来型の映像授業は、公開までに関わる人間の数が多

    く、かなりの工数をかけていることが多い。基本的に採用試験を通過した講師がカリキュラム
    に基づいて講義を提供する。採用試験の内容は様々であるにせよ、ある程度信頼がおける講師でなければカメラの前に立つことが許されないことが多く、内容やコンプライアンスのチェッ

    ク体制も整っているケースが大半だ。授業自体は生放送で行われるものであっても、事前のカリキュラムや教材の作成時には多くの人が関わっている。

     一方で動画SNS上のコンテンツはどうだろうか。信頼できるクリエイターも存在するものの、講師や制作サイドの質にばらつきがあるのは否めない。中には過激な発言で注目を集める

    手法を好んだり、わかりやすさを追求するあまりに過度な単純化を行ったり、「嘘」の内容を発信しているケースも散見される。

     もちろん予備校講師が間違った発信をすることもあり得るし、先述の通り信頼できるクリエイターも少なくない。そのため、塾・予備校=善、動画SNS=悪などと簡単に考えるわけには

    いかない。しかしながら、参入障壁の低い動画SNSがいわば「玉石混交」であることはX(旧Twitter)上でも多く指摘されていることである。

     受験生に限らず、情報の真偽を確かめるのは難しい。虚偽の内容や不正確な発信をしている場合はともかく、「わかりやすさ」を追求する中でターゲットに合わせて意図的な省略や単純

    化が行われている可能性もある。それらも加味した上で信頼できる情報を発掘することに労力を割くのは流行りの「タイパ」の面から見ても得策とは言えないだろう。


    登録者数30万人超の“教育系YouTuber”の証言

     ところで、このように授業動画の正確性にばらつきが見られ、ある種ファンビジネスのような様相を呈している動画SNSの現状について、実際に授業動画を提供するクリエイターはどのように考えているのだろうか。

     登録者数が30万人を超える、とある教育系YouTuberは次のように語る。

    「授業動画の正確性に気をつけるのはもちろん、勉強法を紹介するときもこれまでの経験や自分の実践をもとに紹介するようにしています。そしてできるだけ現場からフィードバックをも

    らい、生の声を聞いてブラッシュアップすることは欠かせません。特に勉強法には『合う/合わない』があるのは当然なので、それも伝えるようにして、取捨選択して自分の勉強に活かしてほしいと思っています」

     このように「視聴者にとって有益なコンテンツを提供したい」という思いから、慎重に発信内容を検討・確認した上で動画を公開しているクリエイターも多いのは事実だ。

     実際、情報の取捨選択をしたり、学習法については効果を見極めつつ自分に「合う/合わない」を踏まえて上手く活用したりできれば学習効率を上げていくことができる動画SNSの可能

    性は否定できない。そこで、最後に動画SNSのコンテンツを活用する際に大切な3つのポイントを紹介しておきたい。

    動画SNSを勉強に活かすうえでの3つのポイント

    (1)スポットで活用する

     たとえば、どうしてもわからない分野・問題がある場合に、その単元を理解するためだけに見るなど、使い所を限定して用いる。

     

    (2)見たままにせず、必ず類題に自分で取り組んでみる

     動画を視聴して「わかりやすい」「理解できた」と思うだけでなく、動画で紹介された考え方や解法を、類題やその単元の演習問題などを通して、その考え方が本当に通用するのかどうか/他の問題でも活用できるかどうかを試してみる。

     

    (3)過度の信頼を置きすぎないよう細心の注意を払う

     問題によっては別解や別のアプローチが存在するケースもあることを念頭に置き、動画内で語られていた情報と異なる情報に接した際に、「これは間違っている」と決めてかからないよう注意する。時間が許すのであれば他の発信者と比較検討することも一つの手ではある。

     無論、私は予備校講師であり、いわゆる「ポジショントーク」と取られる側面もあるだろうが、少なくとも情報の精度や信頼度のばらつきが大きいコンテンツ群を手放しに推奨すること

    はできない。しかしその一方で、動画SNSが持つ可能性を否定する気は毛頭ない。日本でも教育格差の問題はかねてから指摘されており、無料や安価で授業を受講できる動画SNSは、その解決の一助になる可能性を十分に秘めている。

     現場であれ動画であれ、「良いコンテンツは良い、悪いコンテンツは悪い」のである。とはいえ動画SNSの影響力は計り知れない以上、「悪貨は良貨を駆逐する」という恐れもある。

     指導者・発信者側はより一層のレベルアップを図りつつ、視聴者の側は動画SNS上の学習コンテンツを活用する際に、それが玉石混交であることを念頭においた上で、盲信的にならないように注意することが肝要だろう。

     間違っても、動画「だけ」を根拠に他のアプローチを拒絶することにならないようにしたいものである。

    (羽場 雅希)

    ©AFLO


    (出典 news.nicovideo.jp)

    YouTuber (ユーチューバーからのリダイレクト)
    YouTuber(ユーチューバー、英語: YouTube Creator、YouTube Personality、YouTube Star、YouTube Celebrity)は、動画共有サイトYouTube上で自主制作の動画作品を継続的に公開している個人および組織を意味する語である。 YouTube…
    40キロバイト (5,037 語) - 2023年12月2日 (土) 07:57



    (出典 illust-takeout.com)


    教育系YouTuberの動画を見るのは楽しいし、新しい視点を提供してくれる場合がありますが、学生たちは情報を鵜呑みにせず、他の信頼性の高い情報源との比較をするように心がけるべきです。正しい情報を選択する能力は近代社会で重要なスキルですね。

    <このニュースへのネットの反応>

    【【勉強】「YouTubeの陥りがちな罠に注意!教育系YouTuberがもたらす学生の誤解」】の続きを読む


    橋下氏、幼児教育無償化に「こんなもん国がやる必要ない、自治体がやれ。ボケ!」 (AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース ^ “大阪府、平成28年度以降も私学無償化継続へ 多子世帯を優遇 年収上限は引き下げ”. 産経新聞. (2015年2月16日). オリジナルの2015年3月26日時点におけるアーカイブ。. https://web…
    23キロバイト (3,601 語) - 2023年12月5日 (火) 07:26

    (出典 sitorin.com)


    大学授業料無償化は、社会的な公平性を追求する上で必要不可欠な政策だと思います。子どもの数が多いことを理由に進学を諦める家庭も少なくありませんが、この政策によって教育への機会を平等に提供できることは素晴らしいことです。教育は社会の発展にとって重要な要素であり、支援策の拡充に期待しています。

    371 ウィズコロナの名無しさん
    >>1
    大学減らしても高卒が当たり前な世の中にするべきじゃないのか?
    大学卒業して誰が運送ドライバーや自衛隊入るんだよ。

    【【経済】子ども3人以上の家庭に朗報!大学授業料が2025年度から無償化へ】の続きを読む


    働く人たちの厳しい現実。今回は非正規で働く人に聞いた“本音”のなかから、反響の大きかった記事トップ3を発表。第3位はこちら!(集計期間は2018年1月~2022年12月まで。初公開2018年12月13日 記事は取材時の状況)
     *  *  *

    「もう少し上がると思ってたけどな……」
    「だな、でもまあ欲しかった時計買って、残りは嫁さんの両親でも連れて旅行かな!」

     12月上旬、千代田区内の大手上場企業の喫煙室で支給されたばかりのボーナスの使い道を話していたのは、入社10年目未満の若手社員二人。彼らは時計はどのブランドにする、旅行は温

    泉地がいいなどと賑やかに言い合っていたが、「あっ!」っと声を上げた後、押し黙ってしまった。次にお互いの顔を見合わせると、タバコの火を消し、そそくさと喫煙所を出て行った。

     二人のほかに喫煙所にいたのは、同社の契約社員として働く藤村さん(30代・仮名)と、外部の下請け企業から派遣されて同社で働いている金丸さん(40代・仮名)だ。

    ◆なぜ正社員じゃないとボーナスをもらえないのか?


                         給料日・ボーナス日のイラスト

    「ごく一部のスタッフ(正社員)を除けば、我々はボーナスなんてもらえません。以前はそもそも契約社員とか派遣社員に垣根はなく、同じところで働く人間として平等に評価されたし、

    ボーナスも出た。それが、いつの間にか貴族階級と貧乏人にふるい分けられていた感じですね」(金丸さん)

    「正社員様にはボーナスが出る、我々には出ない。社員の二人は我々がいることに気が付き、バツが悪そうに喫煙所を後にしましたけどね。はっきり言って、彼らと同等以上の仕事をして

    いる自負はある。そりゃ総合職の正社員が会社人事に逆らうことができないとかいろいろあるとは思いますがね」(藤村さん)

     毎月の給与ですら、非正規スタッフは正社員の三分の二かそれ以下。さらにボーナスまでもらえないとなれば、会社で働く人間の間に微妙なパワーバランスが生まれるのは無理もない。

    給与が高くボーナスまでもらえる社員は、たとえ仕事が出来なくても偉く、非正規スタッフは彼らに逆らえない、そんな空気が生まれる。

     もちろん、これではみんなで一丸となって仕事をしよう、プロジェクトを成功させようなどと思うのは正社員だけで、非正規スタッフは冷ややかな目で彼らを見る。当然、生産性は落ちるのだ。

     非正規スタッフが多い職場であればあるほど、ボーナスをもらえるかもらえないか、いうなれば“正社員”と“それ以外”という関係差が生み出す弊害は大きい。

     現在、非正規雇用者(※)は2036万人にものぼり、雇用者に占める割合は、男性で21.3%、女性で55.8%(2017年労働力調査)。また、ボーナス制度の対象となる割合は、正社員86.1%

    に対して、非正規は31.0%
    しかいない(平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況、厚生労働省)。


     世間がボーナスに浮かれているこの季節に、非正規であるがためにボーナスをもらえない人は数百万人いるわけだ。

    ◆非正規スタッフの多い業界では内部崩壊寸前!

     バラエティ番組制作会社に所属し、都内のテレビ局に常駐し業務に励んでいる佐々岡さん(40代・仮名)はこう証言する。

    「テレビ業界の非正規社員率はハンパありません。ひとつの番組に社員が二人しかつかず、そのほか30人くらいの我々外部スタッフがぶら下がる形で仕事をしています。だからか、テレビ

    局の社員が、我々の前で大っぴらにボーナスの話をするのはどこかタブーとされていますが、中には思慮のない人もいます」(佐々岡さん)

     夏と冬のボーナス時期になると、社員が必ず「ボーナスも出たし飲みに行こうぜ!」と誘ってくるのだという。当然、社員様に外部スタッフが逆らえるわけでもなく、問答無用で居酒屋

    に連れていかれる。「関係性」については把握しているはずの社員だが、勘定は毎度必ずワリカン。ほとんどパワハラに近い飲み会でさえ、懐が凍えそうなADなど末端スタッフにまで会
    費を要求してくるというのだ。

                    割り勘のイラスト(会社員)


    「今日はボーナス日だから少し高い店に行くぞ、なんて。我々にとってみりゃ、迷惑でしかありませんよ。さらには、正社員はいかにツラいかなどと、酔って延々と語るのを黙って聞いていなければならず、まずい酒がさらにまずくなる」(佐々岡さん)

    ※非正規雇用者(契約社員、パートタイム、嘱託、派遣、臨時雇用など)

     先述した正社員とそれ以外の「格差」、そして「弊害」はすでに社会に影響を及ぼしているのではないかとすら思えるエピソードを語ってくれたのは、都内の中堅情報企業で働く、非正規社員の奈良さん(40代・仮名)だ。

     奈良さんは、非正規社員にもかかわらず、社員や非正規社員の勤怠管理を行う労務部に籍を置く。

    「7月と12月のボーナス期、若干ですが非正規社員が会社を休みやすい傾向にあります。また、財務部や経理部、営業部などのデータを総合して見比べてみると、この時期、非正規社員

    の生産性が明らかに下がっている
    のがわかります。『正社員はボーナスをもらえるのに、私たち非正規はもらえない』と腐ってしまっていることにほかなりません。かくいう私も、この時

    期は正社員に交じって仕事をするのがバカらしくなり、サービス残業などを堂々と断ったりしますが、のど元過ぎれば……で。ボーナス時期が終わると、結局せっせと働かざるを得なくなる」(奈良さん)

     また、港区のWebコンテンツ制作会社で業務委託として働く山本さん(30代・仮名)がこう憤る。

    「我が社は管理職が社員で、実制作を担っている大半の人間が業務委託。フロアではボーナス期の少し前から社員たちの間で『数字のノルマを大幅に超えて、来月はボーナスをたくさんも

    らおうぜ!
    』とか意気込む声が聞こえてきます。こちらにノルマのプレッシャーをかけてきたり、休日出勤を強いられたりするのですが、ボーナスがもらえない我々にとっては、頑張る意

    味がわからない
    。うま味があるのは社員だけ。にも関わらず、配慮のない発言を平気でする社員たちに怒りすら覚えます。そりゃ、手を抜きたくもなりますよ」(山本さん)

     正規ー非正規は、もはや“階級制度”と化している。その最たる例が「ボーナスの有無」だと言っても過言ではないだろう。

    ◆新しい法律で「非正規にもボーナス」時代が来るか

     ただ、変化の兆しもある。2018年6月に成立した「働き方改革関連法」は「同一労働・同一賃金」を掲げていて、ボーナスについても正社員と非正規雇用者を同じ扱いにするようガイド

    ラインを出している。大企業は2020年4月、中小企業は2021年4月から、これに沿った賃金システムに変えなければいけないのだ。

     もっとも、企業とはありとあらゆる抜け道を考えるもの。2~3年後に、晴れて非正規雇用者もボーナスをもらえる日が来るかは、まだわからない――。
     
    <取材・文/山口準>

    【山口準】
    新聞、週刊誌、実話誌、テレビなどで経験を積んだ記者。社会問題やニュースの裏側などをネットメディアに寄稿する。

    非正規スタッフの多い職場では、ボーナスの話はタブーとも言える。隣の人間が奥歯を噛み締めている場合だってあるのだ


    (出典 news.nicovideo.jp)

    非正規雇用(ひせいきこよう)は、正規雇用(Regular employees)以外のパート・派遣労働となどの有期雇用をいう。 グローバリゼーションによる低価格競争の激化で増加した雇用形態。正規雇用を望んでいるのに非正規雇用しか得られない場合は不本意非正規または不完全雇用(不完全就業)と呼ばれ、隠れた失業(hidden…
    68キロバイト (10,071 語) - 2023年11月15日 (水) 06:04



    (出典 ieagent.jp)


    「本当に辛いですよね。同じ仕事をしているのに、正社員だけがボーナスをもらえるなんて公平じゃありません。努力して働いても報われないなんて、本当に腹立たしいです。」

    <このニュースへのネットの反応>

    【【現実】「絶えず努力するのに報われない!ボーナス制度のない非正規スタッフの悲哀」――バラバラな待遇に立ち向かう現実】の続きを読む


    イベント(英: event、英語発音: [iˈvent] イヴェントゥ)とは、 行事や催し物。本記事で詳述する。 単なる事象。 現代日本において「イベント」といった場合には、運動会や文化祭などのような大規模な学校行事、花見や誕生日パーティーなど個人的な行事、阪神甲子園球場の高校野球大会、オリンピッ…
    5キロバイト (455 語) - 2023年10月4日 (水) 11:32

    (出典 www.pinterest.com)


    写真と実物が違うのは残念ですね。特に美味しそうに見える料理を楽しみにしていたのに、がっかりしました」という方も多いのではないでしょうか?宣伝写真を見て期待して行ったのに、実際に出てきた料理が写真とは全く違うのは、ちょっとショックですよね。

    1 Ailuropoda melanoleuca ★
    2023年12月2日

     東京・明治神宮外苑で行われているイベント「東京クリスマスマーケット2023」に出店している飲食店が提供したフードメニューが物議をかもしています。事前のポスター

    のイメージ写真と、実際に提供された商品が大きく異なっていたとして、購入者の一人は「悲しかった」と振り返ります。

    「Five kinds of sausages」と表記も……

     「東京クリスマスマーケット」は明治神宮外苑に飲食店や雑貨店が集結する冬のイベントで、今年で開催9年目を迎えます。11月23日にスタートし、12月25日まで開催を予定

    しています。なお、大人は入場料を1000円~2000円(時期によって異なる)支払ってイベントに参加することになります。

     ある参加者は11月26日、イベントに出店していた飲食店を訪れた際、店が掲示していた商品ポスターに惹かれ「ソーセージ盛り合わせ」を1000円で購入。ポスターには色や

    形の違うソーセージが5本写っており、英語で「Five kinds of sausages」(訳:5種類のソーセージ盛り合わせ)と書かれていました。ただ、日本語、中国語、韓国語のメニュー名は、一部がテープで覆い隠されている状態でした。

     そして、実際に出てきたソーセージはポスターのイメージ写真より小ぶりな印象で、どれも同じような見た目をしていました。同参加者はねとらぼ編集部の取材に「明らか

    に写真と違っており、(温度は)冷たく、驚き、悲しかった」と振り返ります。また、商品はフタが閉まったまま提供されたため、購入時には中身が分からず、フードコートへ移動してフタを開けた段階で、中身の異変に気付いたといいます。

     同様のソーセージを購入したとみられる客から「イメージ写真と実物が異なっていた」という報告がSNS上で複数上がり、物議をかもしています。ねとらぼ編集部は同件

    に対する見解について、イベントの運営会社に問い合わせていますが、期日までに回答はありませんでした。動きがあり次第、追記します。

    https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2312/02/news048.html

    (出典 image.itmedia.co.jp)


    (出典 image.itmedia.co.jp)

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