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    人は禁止と言われるとむしろ行動したくなる。これを心理学では「カリギュラ効果」と呼ぶわけですが、とりわけ某トリオの熱湯風呂などは有名なカリギュラ効果を使ったギャグです。しかし、今回のものはそんなギャグでは済まされない、命に関わる重大な問題であり絶対に真似はしてはいけないのであります

    ZOZOマリンスタジアム近くの遊泳禁止場所で泳ぎ死亡

    https://platform.twitter.com/widgets.js

    さて問題となっておりますのは、こちらの事故です。

    千葉市ZOZOマリンスタジアム近くの海岸で19歳の男性が溺れて死亡。現場は立ち入り禁止で、昨年にも同様の事故が起きているとのことです。

    どうやら友人とこの場に訪れ、遊泳禁止区域であるにも関わらず、泳いでしまったところ今回の残念な事故につながった模様。

    実際にGoogleMAP等で確認してみるとのどかな海岸でとても事故がおきるような状況とも思えない。また遊泳禁止の立て札もあまり目立たず、たしかに泳げそうだなと勘違いしてしまいそうです。

    ネットでは「自業自得」と辛辣な意見

    この事故を受け、ネットでは「自業自得過ぎる」「なぜこんなところで泳いだのか」「なんで泳ぐのかな」など亡くなったった男性に対し、容赦なしの辛辣な意見が寄せられております。

    いずれにせよ、天気も荒れており、まだまだ海水浴のできるような状況ではないため、海水浴場出ない限り絶対に海に入らないでいただきたいものです。

    Sourceテレ朝ニュース



    画像が見られない場合はこちら
    ZOZOマリン近くの遊泳禁止で水死、ネットでは辛辣な意見多数


    (出典 news.nicovideo.jp)

    写真を見る限り、泳ぐべきではない。

    <このニュースへのネットの反応>

    【(カリギュラ効果)遊泳禁止のZOZOマリンスタジアムの近く、19歳男性溺れ死亡!】の続きを読む


     ようやく日本でも接種が始まったとはいえ、いつ自分に順番が回ってくるのかもわからない新型コロナワクチン100人あたりの接種回数の国際比較を見ると、イスラエルがすでに約120回に達しているのを筆頭に、アメリカ約69回、イギリス約68回。ドイツスペインなど欧州諸国でも30回前後だが、日本はたった2.3回でG7の中で最低となっている(4月28日現在、NHKウェブサイトより)。

     接種率の高い海外では、急速に感染発症者数が減少している国もある。マスクを外してカフェで談笑する市民の映像は、緊急事態宣言に縛られて行き場を失った日本人には目の毒だ。

     なぜこうも国によって状況が異なるのか。そもそも期待されていた「国産ワクチン」はどうなっているのか。日本ウイルス学会理事長で、大阪大学感染症総合教育研究拠点の松浦善治特任教授に、いまさら人に聞けない「新型コロナの国産ワクチンに関する11の疑問」を解説してもらった。

    ◆◆◆

    どうして、これほど日本の接種は進まないのか?

    【Q1】海外ではワクチン接種率が上昇し、成果も上がっているのに、日本ではようやく高齢者の接種が始まったばかりです。どうしてこのような状況になってしまったのですか。

    【A1】ワクチンを作れる国はまず自国民の接種を優先するので、他国への供給は後回しになります。もし日本が自前のワクチンを持っていたとしても、同じことをしたはずです。つまり、ワクチンは「安全保障の切り札」なのです。

     海外の多くの国は、今回のような緊急時には通常時とは違って、新しい薬剤の承認を迅速に進められる仕組みを整えています。日本は「安全性を優先する」という理由で、国内で使う薬剤の承認には慎重で、どうしても時間がかかります。安全性を追求することは悪いことではないけれど、結果として最前線で働く医療者や重症化リスクの高い高齢者も、なかなかワクチンを打つことができずに待たされる、という結果を招いているのです。

    ファイザーのワクチンがいち早く大量生産できた理由とは?

    【Q2】日本でも、これまで様々なワクチンが開発されてきました。従来のインフルエンザワクチンなどと同じように、新型コロナウイルスワクチンも速やかに作れないのでしょうか。

    【A2】新型コロナウイルスに向けて開発されているワクチンには、全く新しいタイプと、従来からあるタイプがあります。

     そもそもワクチンとは、病原体の毒性を弱めたり、無毒化したもの、あるいはその一部を体内に接種して免疫システムに記憶をさせておき、次にその病原体が体内に侵入してきた時に、免疫システムに「あいつだ!」と判らせるために打つもの。外敵の正体がわかれば免疫システムが作動して排除してくれます。

     そこで従来型のワクチンには、病原体そのものを弱毒化させた「生ワクチン」、病原体の感染性を無くした「不活化ワクチン」、病原体の感染に重要なタンパクの一部を接種する「タンパクワクチン」などがあります。このようなワクチンはこれまで日本でも多く開発されており、通常は10年以上の開発期間を要します。

     これに対して、日本でも接種が始まったファイザー社のワクチンは「mRNAワクチン」とよばれるもので、これは病原体そのものは使いません。対象となるウイルスの遺伝子(設計図)を体内に入れることで、「こんなヤツが来たら攻撃しろ!」と命令する、新しいタイプワクチンです。この設計図は遺伝子の配列さえわかれば簡単に作れて、すぐに生産に入ることが可能です。

    「日本製」が出来た頃には、日本人は他国製を接種済み?

    【Q3】では、国産ワクチンの開発はどんな状況なのでしょう。日本はmRNAワクチンを作れないのですか。

    【A3】今回ファイザーが開発したmRNAワクチンは、じつは以前から、日本でも開発に向けた研究が行われていました。しかし、研究費が継続されず、研究そのものが立ち消えになってしまったため、たとえ試作品は作れても、スピーディーに治験(薬やワクチンの有効性や安全性を検証する試験)をして、大量生産する体制が整備されていませんでした。

     とはいえ、そんな中でも日本のいくつかの企業がワクチンの製品化に向けて取り組んでいることはご存じのとおりです。

     ファイザーなどと同じmRNAワクチンの開発に取り組んでいるのが、第一三共と東大医科学研究所。また、遺伝子創薬企業アンジェスのDNAワクチンは、mRNAワクチン同様、ウイルスの表面にある「スパイクタンパク質」という突起物(受容体)の遺伝子を増殖させたもので、これを打つことで体内にそのウイルススパイクタンパクを作り出して抗体にするという、やはり従来にはなかった新しいタイプワクチンです。また、KMバイオロジクス(旧化学及血清療法研究所)の不活化ワクチン塩野義製薬のタンパクワクチンなど、従来型のワクチンの開発も進められています。

     ただ、それらのワクチンが製品化される頃にはファイザーやモデルナの既存ワクチンを多くの国民が接種し終えていることでしょう。せっかく出来上っても、ウイルスの流行期に間に合わないかも知れません。

     また、mRNAワクチンが「95%」という極めて高い有効性を示しているのに、あえて新しいワクチンの治験に参加する人がどの程度いるのか、という問題もあります。すでに有効なワクチンがあるのに、治験に参加することで副反応が出る危険性もゼロではないのに、です。

     このように、最初の出遅れが大きく影響を及ぼしてしまった日本のワクチン開発ですが、今後新しいパンデミックが出現したときには、海外のメーカーに依存しないために、ここでワクチン開発の実績を残し、その技術を継続して持ち続けることが重要です。

    なぜ、ここまでワクチン開発のスピードに差が出るのか?

    【Q4】日本と海外で、ここまでワクチン開発のスピードに差が出たのは、技術的な問題以外にも理由があったのでしょうか。

    【A4】一番大きいのは、「感染症に対する危機感の違い」です。多くの国々では、感染症対策を「国防」という視点で捉えています。いい例がアメリカで、2001年同時多発テロ以降、生物兵器に対する警戒感を強めており、ウイルス対策もその延長線上に置いています。事実、今回新型コロナワクチンを開発したモデルナは、アメリカ国防省から多額の支援を受けています。イスラエルワクチン接種率で群を抜いていることも話題になっていますが、ここも常に戦時下のような状態にあったため、バイオテロから国を守る、という意識の高さが積極的な取り組みの根底にあるといえるでしょう。

     一方、台湾や韓国は、SARS重症急性呼吸器症候群)やMERS中東呼吸器症候群)で痛い目に遭っているので、感染症対策に本腰を入れていました。ところが日本は過去にそうした経験を持たないため、感染症対策を重視することなく来てしまいました。

    国内の「ワクチン叩き」の影響も

    【Q5】日本はなぜ国産ワクチンの開発に消極的なのですか。

    【A5】日本も、かつては積極的にワクチン開発に取り組んでいました。いま世界で使われている水痘と帯状疱疹ワクチンは日本で開発されたものです。

     ところが、1970年代から始まった種痘、インフルエンザ、ポリオ、百日咳、日本脳炎、腸パラチフスなどのワクチンによるとされる健康被害の責任を問う争いで国側は相次いで敗訴。また、当時のメディアがこぞって「ワクチン叩き」を展開したことから、大手の製薬企業もワクチン開発から撤退を余儀なくされたのです。

     ワクチンの有効性を科学的なエビデンスに基づいて国民に正確に周知することが非常に重要です。それには行政と研究者はもとより、責任あるメディアの報道が不可欠です。

    日本ワクチン開発の実力は?

    【Q6】日本のワクチン開発技術は世界の中でどのあたりに位置しているのでしょう。

    【A6】技術力は決して劣ってはいません。ただ、マンパワーインフラの面で圧倒的な遅れを取っています。研究費がなければ研究者は育ちません。そのため優秀な人材は海外に引き抜かれたり、国内に残った貴重な研究者も、少ない予算を切り詰めて研究するしかないのです。

     研究施設にしても同様で、日本にはBSL4(バイオセーフティーレベル4=ウイルスや細菌などの微生物を安全に取り扱うことのできる最高水準の施設)は国立感染症研究所と今年の夏に竣工予定の長崎大学の2カ所しかありません。新型コロナが落ち着いたとしても、いつエボラやラッサなどの危険なウイルスが入って来るかも分からない中で、その体制はあまりにも脆弱過ぎるといえるでしょう。

    mRNAワクチンの効果をどう評価するか?

    【Q7】mRNAワクチンの効果について、当初は疑いの目もありました。どのようにご覧になっていますか。

    【A7】じつは私も最初は半信半疑でした。でも、これだけの効果を見せつけられると、「早く打ちたい!」と心待ちにするようになりました。

     今回のコロナ禍で私たち人類が得た最も大きな収穫は、mRNAワクチンの有効性が証明されたことです。じつは20年も前から、mRNAを治療薬に使う動きがあり、2009年新型インフルエンザ流行時には、アメリカでmRNAワクチンの試作もされていました。それが今回初めて多くの人に投与され、圧倒的な有効性を示すことができたのです。

     mRNAワクチンは製造にあたって、従来のワクチンのようにウイルスを増やして、不活化して、何年もかけて有効性と安全性を評価する手間がかかりません。今回mRNAワクチンの優位性が示されたことで、ワクチン開発の仕組みがガラッと変わるはずです。これは人類にとって非常に大きな出来事です。

    ウイルスが変異しても、ワクチンの効果は持続するのか?

    【Q8】すでに接種が始まったワクチンの効果の持続性や変異株への有効性、副反応の危険性はどうなのでしょう。

    【A8】ファイザー社のワクチンは接種回数が2回とされ、同社のアルバート・ブーラCEOが「3回目の追加接種が必要になる可能性がある」と発言したとの報道もありました。しかし、データでは1回の接種でプラセボ群との明らかな差が出ており、また接種から6カ月が過ぎても中和抗体価が下がっていない、つまりワクチンの有効性は落ちていないようです。

     しかも、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンアストラゼネカのウイルスベクターワクチンは、変異株に対しても中和効果はわずかに落ちるものの、それは全く問題ないレベルです。mRNAワクチンについて言えば、90%の確率で感染を防ぎ、もし感染したとしても病気を発症させることはなく、さらに重症化を防ぐ作用も持っています。つまり、ウイルス感染を3段階にわたってブロックしているので、それを逃れた変異株が体内で増殖することは考えにくい。そもそもmRNAワクチンウイルスが変異しても変異に合わせた調整が可能なので、その点でも有利と言えます。

     副反応については長期的な観察が必要になりますが、現状を見る限り深刻な問題は出ていないようです。もちろん、ワクチンに抵抗感を持つ人には「打たない権利」があるので、それは尊重されるべきでしょう。ただ、国民の7割が免疫を持てば集団免疫が成立するとされているので、これも大きな問題にはならないと考えます。

    中国製ワクチンの実力は?

    【Q9】中国もワクチン外交に積極的です。その実力をどう見ていますか。

    【A9】中国製ワクチンについては、十分なデータが公開されていないので何とも言えない状況です。不活化ワクチンとアデノウイルスの遺伝子組み換えワクチンを作っているようですが、彼らにもmRNAワクチンを作る技術力はあるはずです。

     一つ言えることは、データに透明性のないワクチンには中々手を出しづらい、ということ。同じ使うなら、それぞれの開発企業がデータを公開し合い、競争して品質を高めていく中で開発されたワクチンを――、というのが本音なのではないでしょうか。

    なぜ接種率が高いのに感染者数が下がらない国がある?

    【Q10】インドではアストラゼネカ社のワクチンを接種しているのに効果が出ていないようです。他にもワクチン接種率が高いのに感染者数が思うように下がっていない国もあるようですが、どんな理由が考えられますか。

    【A10】インドでは自国で生産したアストラゼネカ社のワクチンと、国産ワクチン「コバクシン」を接種しているようですが、9割はアストラゼネカのワクチンを接種しているとの報道がありました。インドでは既に1億人以上がワクチンを接種していますが、人口当たりの接種率は決して高くなく、1日当たり感染者が30万人を超えるという厳しい状況にあるようです。このようなインドの状況をもって、ワクチンを接種しても感染を制御できないと判断するのは無理があると思います。

     ワクチンは、感染を防ぐ、感染しても病気の発症を防ぐ、あるいは発症しても重症化を防ぐ、の3つのステップで効果を発揮します。したがって、ワクチンを接種してもウイルスに感染し、ウイルスを体内で増やしながら発症していない人も沢山いるわけですから、三密を避けるなど、行動変容が重要です。

    「甘い考えのツケが回ってきた状況」

    【Q11】今回の“コロナ禍”で日本人が学んだことは何でしょうか。

    【A11】すでに触れた通り、ワクチンの研究基盤の脆弱性により、新型コロナウイルスワクチン開発が遅々として進まなかったことは事実です。だからといって、急に巨額のお金を出しさえすればワクチンが簡単に作れるというものでもありません。時間をかけた基礎研究で積み重ねたデータと技術、そしてインフラが、いざという時に威力を発揮するのです。

     日本はこれまで「“いざという時”は来ないもの」、と甘く考えてきました。いまはまさに、そのツケが回ってきた状況。国策として広い分野の基礎研究者を手厚く育成し、有事に備えた研究施設を整備し、つねにメンテナンスをしておく……。そうした「備え」の重要性を、身をもって体験しているのです。この反省を元に、今回は外国製のワクチン助けてもらうとしても、次のパンデミックに向けた強固な備えを整備するために、いまこそ意識を変えて取りかかるべきでしょう。

    (長田 昭二/Webオリジナル(特集班))

    日本の新型コロナワクチンの接種率は、他国に比べて何故こんなに低いのか? ©️AFLO


    (出典 news.nicovideo.jp)

    イスラエルのワクチン接種の速さは驚異的。

    <このニュースへのネットの反応>

    【(コロナワクチン)「国産ワクチンに関する11の疑問」研究施設が脆弱すぎる。】の続きを読む


    《今日死のうと思う 既読ありがとう》旭川14歳少女凍死 ネットの友人3名が明かした「イジメから最期までの600日」 から続く

     旭川14歳少女イジメ凍死事件がついに国会審議の俎上に載せられた。4月26日、萩生田光一文科大臣は音喜多駿参議院議員の質問にこう答えた。

    「本事案については、文科省として4月23日旭川市教育委員会及び北海道教育委員会に対し、事実関係等の確認を行い、遺族に寄り添った対応を行うことなど指導、助言を行った」

    萩生田大臣は「事案が進まなければ政務三役が現場に入る」

     今年3月、旭川で当時14歳の廣瀬爽彩(さあや)さんが凍死して見つかった事件の背景に凄惨なイジメがあったことについて、「文春オンライン」では4月15日からこれまで9本の記事を掲載し、詳報を続けてきた。爽彩さんが通っていたY中学校では、これまで「イジメはなかった」としていたが、報道を受けて22日には旭川市イジメの再調査に乗り出すことを公表。だが、冒頭の発言の後、萩生田大臣はさらに、

    文科省としても必要な指導、助言を行っていくことが重要であると考えており、今後なかなか事案が進まないということであれば、文科省の職員を現地に派遣する。或いは私を含めた政務三役が現場に入って直接お話する。ただ、一義的には少し時間がかかり過ぎじゃないかと」

     と述べ、旭川市の対応に釘をさした。旭川市の再調査の発表を踏まえたうえで、その調査に迅速な対応がとられない場合は、本省の職員あるいは政務三役を直接現地に派遣する可能性に言及したわけだが、これは「イジメ対応としては、かなり踏み込んだ発言」(全国紙政治部デスク)と見られている。

    4月26日に開かれたY中学校の臨時保護者説明会

     しかし、その一方で、渦中の旭川市の教育現場では、いまだに煮え切らない対応が続いている。取材班は4月26日、萩生田大臣の答弁が行われた同日の夜に臨時に開催されたY中学校の保護者説明会の様子を取材。保護者説明会では、学校側は相変わらずの隠ぺい体質を貫き、イジメの実態については何も明らかにしなかった。保護者達は反発し、怒号が飛び交う「大荒れ」の展開となった――。

    ※本記事では廣瀬爽彩さんの母親の許可を得た上で、爽彩さんの実名と写真を掲載しています。この件について、母親は「爽彩が14年間、頑張って生きてきた証を1人でも多くの方に知ってほしい。爽彩は簡単に死を選んだわけではありません。名前と写真を出すことで、爽彩がイジメと懸命に闘った現実を多くの人たちに知ってほしい」との強い意向をお持ちでした。編集部も、爽彩さんが受けた卑劣なイジメの実態を可能な限り事実に忠実なかたちで伝えるべきだと考え、実名と写真の掲載を決断しました。

    「文春オンラインの報道が出てから学校には問い合わせの電話が殺到。取材活動も過熱し、地元メディアがY中学校の生徒に直接コンタクトしようと声がけをするなど保護者から不安の声が上がっていました。学校側が自主的に説明の場を設けたというより、開かざるを得なかったというのが本当のところです」(Y中学校関係者)

    平日夜にもかかわらず保護者100名が詰めかけた

     19時から校内の体育館で行われた保護者会では厳戒態勢が敷かれた。体育館の入口では教員らが在校生名簿と保護者の名前を照合し、部外者を完全にシャットアウト不測の事態に備えて、パトカー数台が警戒に当たるなど、学校周辺には異様な雰囲気が漂っていた。

     平日の夜にも拘わらず、体育館には100名ほどの保護者が詰めかけた。取材班は出席した複数の保護者から現場の様子を聞き取った。

     パイプ椅子に座った保護者の前に校長と教頭が立ち、体育館の横の壁に沿ってPTA会長、教育委員会のカウンセラー、爽彩さんの当時の担任教師を含めた各学年の教員20名ほどが直立不動の姿勢で並んでいたという。

    当時別の中学校在籍だった校長が、何度も頭を下げて説明

     19時、開始の時刻を過ぎると、重々しい空気の中、校長がまずマイクを取った後、深々と頭を下げ、爽彩さんに向けたお悔やみの言葉を口にした。なお、この校長は昨年4月にY中学校に赴任したばかり。爽彩さんがイジメを受けた2019年は市内の別の中学校に在籍していた。校長はこう述べた。

    「本校の対応に対するご意見やご指摘が続いており、生徒や保護者の皆様にはご不安な思いやご心配をおかけしております。そのような中、生徒の不安解消や、安心安全を確保するために、その一助になることを願い、本会を開催させていただきました」

     校長は何度も頭を下げ、今後の措置として、在校生の心のケアのために個別面談を実施することや教育委員会からスクールカウンセラーを招聘することなどを説明したという。

    対応していた教頭、当時の担任教師は同様の言葉を述べるのみ

     続いて、6月に起きたウッペツ川飛び込み事件(#3参照)の後から、爽彩さんの家族への対応窓口となった教頭と、当時の担任教師が、揃って同様の言葉を述べた。

    「本校に在籍していた生徒が亡くなったことに関しまして、心から残念であり、言葉になりません。ご冥福をお祈り申し上げます。また、ご遺族の方にはお悔やみを申し上げます。本校生徒の保護者の皆さんにご心配、ご不安な思いをさせておりますことに、お詫び申し上げます。報道に関する部分につきましては、今後予定させていただいている第三者委員会において、誠心誠意対応させていただきます。今、私ができることですが、保護者の皆様にできることに一生懸命努力していきたいと考えています。よろしくお願いいたします」

    質疑応答で担任教師は下を向くだけ

     その後、20分ほどで学校側の説明は終わり、次に保護者による質疑応答の時間となった。最初にマイクを持ったのは同校に3年生の子供を通わせている母親だった。この子供のクラス担任を今務めているのは、爽彩さんの母親がイジメの相談をしてもまともに取り合わなかった当時の担任教師である。質問した母親はまず「亡くなった子の担任だった先生に何を子供は相談するのか? 担任を代えてください」と訴え、涙で声を震わせながらこう続けた。

    「担任の先生が(爽彩さんの母親からイジメの)相談を受けたときに『今日わたしデートですから、明日にしてもらえませんか』って言ったというのが報道で出ていますよね。小耳に挟んだ話ですけど、先生がお友達にLINEで『今日親から相談されたけど彼氏とデートだから断った』って送ったっていう話をちらっと聞いたんですよ。本当に腹が立ちました。そういうことも言ったかどうか全部はっきりして欲しいです」

     当時の担任教師は前に立っていた同僚の後ろに隠れるようにして、下を向くだけで、一言も答えない。代わりに校長が「いまの質問にここで即答はできない。申し訳ございません。検討します」と答えた。

    「報道されている言葉が本当であれば、ふざけんなって思います」

     爽彩さんが加害生徒から受けた凄惨なイジメの実態を報じた文春オンラインの記事について、その真偽を問う質問も集中した。

    「報道されていることは事実なんですか? 過剰なんでしょうか? 子供に『お母さん私どうしたらいいの?』と言われて正直悩みました。先生方は命の大切さとおっしゃっていましたが、言葉の重みというものも子供達に伝えて欲しいです。報道されている先生が発した言葉が本当であれば、ふざけんなって思います。今回報道されなかったら誰も何もしなかったのか」(在校生の母親)

     校長はこう答えた。

    「言葉の重みというものにつきましては、本当に重く受け止めて参りたいと思っております。今回の報道に関わる部分ですけれども、当時の学校の対応に関わる部分の中で、食い違っている部分もあります。その部分も含めてこの後の第三者による調査の中でしっかりと検証されていくと思っております」

    学校側はイジメについて子供たちに「話はしていない」

     爽彩さんが受けたイジメの事実について、これまでY中学校は保護者、在校生らに詳しい説明をしてこなかった。ネットで事件を知った子供から事件について聞かされた保護者たちは混乱していた。質疑応答は白熱していった。

    「今回の件について、生徒たちには学校からどのように説明しているのでしょうか。子供に質問された時に私たち親はなんて答えればいいんでしょうか、教えてください!」(在校生の母親)

    「今回の件につきましては、先ほども申し上げましたように、今後第三者による調査によりまして学校の対応を含めて色々な面が明らかになったら、今後学校としてどういうふうにして受け止めて、指導にいかしていかなければならない。そのことをしっかりと受け止めて参りたいと思っております」(校長)

    スマホタブレットパソコンでどんどん情報が入ってきて、子供たちは私が教えなくてもネットを見て知っていくという状態です。学校側は今日この説明会があるまで子供たちに対して何の説明をして、どういう対応をしたんですか?」(3年生の母親)

    「この事案に関わるお話は公表できない事になっておりますので、お話はしておりません。学校が行っている対応は警察と連携しながら登下校の時に巡回をしていただくとかですね、安全安心に関わる部分の対応を行ってきているところであります」(校長)

    「Y中学校を爆破する」と脅迫電話が…

     実はこの日の朝、何者かが市役所に「Y中学校を爆破する」と脅迫電話をかけてきたという。そのため、市は警察と相談し、この日は学校周辺をパトカー数台が一日中警戒に当たるなど、終日緊張感に包まれていた。保護者からはこの点についても不安の声が出た。

    「今日、爆破予告が入っていたというのは本当ですか?」(1年生の母親)

    「今お話にありました爆破予告と言いますか、そういうような愉快犯は市役所の方にそういう情報が入っていたということは聞いております」(校長)

    「私は不安を抱えたまま子供を送り出しましたし、学校に行った子供も不安だったと思います。そういう(爆破予告の)事実があったら、まず(爆弾が校内にないか)確認して大丈夫なのか、少し登校時間をずらすとかできないのか、せっかくメールを登録しているのでご連絡いただきたいです」(1年生の母親)

    「わかりました。警察、教育委員会と連携してですね、施設も一度全部点検していただいて、安心だということでこのまま対応させていただいております」(校長)

    学校側の煮え切らない態度に、飛び交う怒号

     いつしか会場には怒号が飛び交うようになっていたという。学校側の煮え切らない態度に怒り、途中退席する保護者も大勢出るなど、保護者会は大荒れとなった。保護者の非難の矛先はイジメ問題の当事者でありながら、今回の保護者会には姿を現さなかった前校長や当時対応にあたった現教頭に向けられた。

    「2年前にいた校長先生は、今日この場にいらしてないんですか? なぜですか?」(1年生の母親)

    「来ておりません。お気持ちはよくわかるんですけども、いま本校の職員でないので、そのような状況にはならなかったです。大変申し訳ございません」(校長)

    「最初に、報道に対しての説明をするという話で開始しましたよね。SNSでの誹謗中傷、(子供は)当然みんなSNSや報道も見ている。文春オンラインの記事の内容を見て僕は涙が出た。この学校に子供を通わす親として、本当に大丈夫なのかと。それに事件に関して何の説明もない。『第三者委員会』を繰り返して、あのおぞましい行為をイジメじゃなかったと判断している学校。この中途半端な説明会でどれだけみんなが納得すると思いますか。そしてやるからにはきちんと記者会見して、イジメはなかったと言えるくらい胸張っていてくださいよ。教頭先生、生徒のスマホ画面をカメラで撮ったそうじゃないですか。これも第三者委員会じゃなくては分からないことなんでしょうか」(在校生の父親)

    教頭は「私自身は法に反することはしていない」と主張

    「……」(教頭)

    「今あったお話にこの場でお答えできないことが本当に心苦しいですけども、私どももお話できない状況になっておりますので本当に申し訳ございません」(校長)

    「教頭先生にお話はしていただけないのでしょうか?」(在校生の母親)

     すると、教頭はこう答えた。

    「私の方からお話できることは、第三者委員会の調査の中では、私の知っていることは全て誠実にお伝えさせていただきたいと思っております。1つだけ今回の報道等に関することは、個別の案件に関わることですのでお答えすることができませんが、私自身は法に反することはしていないということはお伝えさせていただきたいと思います。このあと捜査を受けることになるか分かりませんけども、しっかりと対応していきたいと思っております。現段階では私のお話は以上です」(教頭)

    教頭、担任教師は一度も頭を下げることはなかった

     1時間30分に渡って行われた保護者会は20時30分に終了。20名を超える保護者から学校側に厳しい意見が突き付けられたが、学校は「第三者委員会の調査」を理由にほとんどの回答を拒否。保護者からは「何のための保護者会だったのか」「まったく意味がなかった」などの声が洩れたという。

     事件当時を知らない校長は何度も陳謝し、保護者に頭を下げたが、爽彩さんや母親が必死に助けを求めた教頭、担任教師は一度も頭を下げることはなかったという。

     爽彩さんの遺族は、文春オンラインの取材に対して以下のコメントを寄せた。

    「事前に連絡はなく、説明会のことは知りませんでした。どんな説明会だったのかはわかりませんが、ほかの関係のない子供たちが巻き込まれてしまっているのは、とても辛いです。学校に対しては、イジメと向き合って、第三者委員会の調査に誠実に向き合っていただきたいです」

     保護者会の翌日の4月27日旭川市教育委員会は定例会議で「女子生徒がイジメにより重大な被害を受けた疑いがある」と、いじめ防止対策推進法上の「重大事態」に認定。5月にも第三者委員会による本格的な調査を始めると発表した。Y中学校の誠実な対応が求められるだろう。

     4月30日(金)21時~の「文春オンラインTV」では担当記者が本件について詳しく解説、Y中学校でおこなわれた保護者会の音声の一部も公開する。

    ◆◆◆

    「文春オンライン」では、旭川イジメ問題について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。

     sbdigital@bunshun.co.jp
     https://twitter.com/bunshunho2386

    《ゼブラ柄コートの容疑者が突撃》無関係の旭川市民を晒しまくる“迷惑ユーチューバー”被害続出【1名逮捕】14歳少女イジメ凍死 へ続く

    (「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

    爽彩さんが亡くなった公園に置かれた献花 ©️文藝春秋


    (出典 news.nicovideo.jp)

    いじめを受けた子の親は、いつまでもいじめた相手を許せない。

    <このニュースへのネットの反応>

    【(旭川14歳少女凍死)「Y中学校の臨時保護者説明会」教頭と担任教師は一度も頭を下げることはなかった。】の続きを読む


    ■全国で毎日約90頭が自治体に殺されている

    第2回から続く)

    あなたは犬や猫が殺処分される様子を見たことがあるだろうか。

    私は犬も猫も飼ったことがない。だから以前は「1年間に数万頭が殺処分される」と聞いても、正直ピンとこなかった。それが奄美大島の「ノネコの殺処分計画」を知り、殺処分を何とか阻止しようと活動する人たちを見て、また取材の合間に犬や猫と触れ合ううちに、その気持ちが少しずつ変わっていった。

    「飼えなくなったから」と捨てられた犬や猫は、そこで繁殖し、最後は自治体に保護されることになる。そして引き取り手のいない犬猫は殺処分されてしまう。

    昭和50年前後は年間100万頭もの犬や猫が処分されていた。年々減少しているが、いまだに猫が約2万7000頭、犬が約5600頭、計約3万2700頭も殺処分されている(2019年度)。全国で毎日約90頭が殺されていることになる。

    ■糞尿にまみれ、ゴミのように積み上げられる

    東京都千代田区では、全国に先駆けて2011年に猫の殺処分ゼロを実現し、現在も継続している。自治体と協働して「飼い主のいない猫」問題に取り組む「ちよだニャンとなる会」代表の香取章子さんは、こう訴える。

    「殺処分は必要悪、ゼロにこだわるのはおかしいという人が今もいますが、そういう発言をする人は殺処分の現場に行って見てきてほしい。知らない動物と一緒にガス室に入れられ、これから殺されるんだと察知している彼らの絶望的な目を見たら、殺処分ゼロがどんなに素晴らしいことか、わかります

    だから私も、ある自治体が犬や猫を殺処分するまでの様子を収めたビデオを見た。狭い殺処分室に何匹も押し込められ、たくさんの犬や猫たちが怯え、鳴いている。そして自治体の職員が、「ガス注入」のボタンを押す。すると動物たちは足をばたつかせ、もがき苦しみながら次々にひっくり返っていく。

    なんて残酷な光景なのかと涙が止まらなかった。死んだ犬や猫は糞尿にまみれ、ベルトコンベヤーで運ばれ、ゴミのように積み上げられる。それから焼却され、骨になる。

    ■「命を奪うために獣医師になったわけではない」

    東京都獣医師会中央支部長で獣医師の神坂由紀子さん(番町いぬねこクリニック)は言う。

    「ガス室での殺処分がかわいそうだからと、獣医師が注射によって安楽死をさせる方法ならと考える人がいるかもしれません。しかし、これは獣医師の負担が大きいのです。安楽死のための注射を打ち続ける毎日に絶望し、動物の診療ができなくなる人もいます。私たちは命を奪うために獣医師になったわけではありません」

    同じく獣医師の齊藤朋子さんは、「殺処分ゼロ」を目指して走り続けてきた。「あまみのねこ引っ越し応援団」として奄美大島で捕獲される猫を譲渡する活動を行いつつ、NPO法人ゴールゼロ」の代表も務める。「ゴールゼロ」とは、殺処分ゼロへの誓いから生まれた名称だ。

    ■「動物のお医者さんってかっこいい!」と思った

    齊藤さんは小学4年生の時から獣医師を志してきた。

    「犬も猫も拾ってくるような実家で、さらに母親はうさぎが好きで飼っていました。ある時、わが家で生まれたうさぎ赤ちゃんが室内で足の骨を折ったので、動物病院に連れていったんです。折れた足をテーピングで固定して、その赤ちゃんが歩けるようになった時、動物のお医者さんってかっこいい! と思いました」

    勉学に励み、獣医学部に進学したものの、卒業する頃には就職氷河期時代。齊藤さんは小さな製薬会社に就職し、そこで犬猫に対する薬の国内認可を申請するため、英語の臨床試験のデータ日本語に翻訳する職に就いた。

    「たしかに獣医学の知識がないと難しい仕事でしたが、動物に治療をするわけではないし、つまらなかった」

    入社して6年ほどたった頃、齊藤さんはある病を発症して休職、入院生活に。

    「熱がなかなか下がらなくて、しんどい入院生活中、自分が休んでも会社も世界もまわっていくんだな、と実感しました。自分ではすごくがんばってきたつもりだったけれど……。それで会社を辞めたんです。その頃、動物愛護団体シェルター(保護施設)から、獣医になってほしいといわれて、でも私は獣医大学を卒業して5~6年もたっているのに注射もできない。動物病院に勤める年下の獣医師からいろいろ教わりました」

    ■獣医師が避妊去勢手術を施さなければ、殺処分は終わらない

    経験を積んでいく中、衝撃的な出会いがあった。

    野良猫の避妊去勢手術をする獣医師に出会ったのだ。

    野良猫、つまり飼い主のいない猫を診る人なんて見たことがなかったんですよ。その人は言っていました。『ボランティアは誰でもできるけど、避妊去勢手術は獣医師にしかできない。繁殖制限こそが殺処分ゼロへの近道。獣医師がこれを施さなければ、殺処分は終わらない』と。頭をがーんと殴られたようでした」

    齊藤さんは幼い頃、母親と一緒に、殺処分を待つ犬猫を見に行ったことがある。たくさんの犬や猫が保護されていた。ここから1匹だけ選ぶことなんてできないと肩を落として帰宅した。

    殺処分を待つ数多くの犬猫をゼロにするには、獣医師がやらなければいけない。目の覚めるような思いだった。

    ■愛猫家が見ず知らずの猫のために数千円を払うワケ

    2010年、齊藤さんは看板も出さずにクリニックを立ち上げ、野良猫に対する避妊去勢手術を始めた。ボランティア野良猫をつかまえ、その手術を数千円で請け負うのだ。

    私はボランティアすごいと感じる。たった一回出会っただけの、見ず知らずの猫の避妊去勢手術のために自分のお金で数千円を払うのだから。そこには猫への強い愛情がある。そして齊藤さんと同じように、殺処分ゼロの世界を目指している。

    「殺処分ゼロは夢物語っていう人、いっぱいいます」と、齊藤さんは力強く話す。

    「戦争がない平和、交通事故ゼロもそうですが、無理だよって言った瞬間、それは目指していないことになる。特に避妊去勢手術ができる獣医師は諦めちゃいけない。もし、『そんなの到底無理』という獣医師がいるなら、その先生の前には安楽死があるんでしょう。殺処分ゼロは、それを目指している人の前にこそ現れるのだと思います」

    だから、奄美大島で行われる国内初の「殺処分を含めた猫の捕獲計画」には大反対なのだ。

    ■保護猫カフェの代表が、里親の家を直接訪ねる理由

    横浜にある譲渡型猫カフェケット・シー」では、奄美大島のノネコを中心にしつつも、15のケージに余裕があれば、全国各地の殺処分されそうな猫を受け入れている。

    カフェは、開放的でおしゃれな雰囲気だ。明るい色の木の床がとてもきれいで、動物臭もほぼしない。猫が糞をすればその都度拭き取り、頻繁に掃除をしているという。壁には防臭効果のある漆喰を使い、床暖房を入れている。換気にも気を配ることで、猫と人間がどちらも快適な空間をつくっている。

    ここから譲渡されていく猫たちには幸せになってほしい、とスタッフ誰もが願う。

    だから正式に猫を譲渡する際には、代表の服部由佳さん自らが里親さんの家を訪ねる。それに付き添ったボランティアの岩﨑日登美さんは「届けに行くことはすごく大事」という。

    「まず、申請された住所が、本当にその方の家かわからないでしょう。次に、収入や家の広さなど“猫を飼う条件”がよくても、室内が不衛生など、飼育に適した環境でないこともあります。最近は譲渡前のやりとりをSNSで行うことが多いので、行ってみて猫が安全に幸せに暮らせる環境かどうか、目で確かめることが大切です」

    ■今のところ「もう飼えません」と音をあげた人はゼロ

    大抵のペットショップでは売ったら終わりだが、「ケット・シー」では譲渡後のフォローもする。譲渡1カ月から6カ月までは月1回写真を提出して報告してもらう。その後は1年ごとに報告してもらうことになっている。

    「まだケットシーができて1年なので、譲渡から1年以上経った猫はごくわずかですが、これからどんどん増えていきます。どう管理していくか、頭を悩ませています。ここで譲渡する際は『終生飼育する』ことが条件で、第三者への譲渡は禁じています。今のところ『もう飼えません』と音をあげた人はいませんが、病気など何か思わぬトラブルがあって、『飼えなくなった』と言われたらどうしようと今は案じています」(服部さん)

    ケットシー」では月10頭を譲渡していて、オープンから1年経過した今、譲渡数は120頭を超えた。そのうち42頭は奄美大島からきたノネコだ。

    奄美大島のノネコはどんな性格なのか。

    ■根拠の乏しい「ノネコ管理計画」が明らかにしたこと

    「穏やかで、とっても性格がいい子が多い」と岩﨑さんは応える。岩﨑さんは、現在、預かっている猫も含めて、なんと20匹を飼育中なのだそうだ。

    奄美大島のノネコは他の猫に意地悪をしたり、飼い主を『自分のもの』と自己主張するような様子がない。むしろ子猫がいるとお世話をしてくれるんです。ええ、猫が猫の面倒をみるんです(笑)。もちろん、たまたまかもしれません。でも私は、奄美大島のノネコに自分の保護猫活動を助けられていると感じます」

    ノネコが希少種を捕食している。だからノネコを、猫を奄美大島の森から排除しなければならない。国のノネコ管理計画はそうした目的で始まった。

    しかし計画を実行するだけの理由、根拠が乏しいことを、これまで何度も私は記事に書いてきた。一方で、齊藤さんが話す「計画の根拠はともかく、猫のせいにするなら、猫は山にいないほうがいい」という言葉にもうなずける。

    服部さんが作った譲渡型保護猫カフェには、奄美大島からやってきた猫(ノネコ)と、猫を愛する人(ボランティア)が集まり、わずか1年でみるみる拡大していった。

    ここに来た猫は、みんな幸せ。

    ボランティアの岩﨑さんが放った言葉が、心に響く。

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    笹井 恵里子(ささい・えりこ)
    ジャーナリスト
    1978年生まれ。「サンデー毎日」記者を経て、2018年よりフリーランスに。著書に『週刊文春 老けない最強食』(文藝春秋)、『救急車が来なくなる日 医療崩壊と再生への道』(NHK出版新書)、『室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる』(光文社新書)など。

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    譲渡型猫カフェ「ケット・シー」の店内の様子 - 撮影=笹井恵里子


    (出典 news.nicovideo.jp)

    むごいことは世の中山ほどあるけど・・・・・

    <このニュースへのネットの反応>

    【(アニマル)奄美大島の「ノネコ殺処分計画」を知り少しずつ気持ちが変わっていった話。】の続きを読む



    (出典 tyugaku.net)


    お疲れ様です。

    1 ネトウヨ ★

    4月25日に3回目の緊急事態宣言が発令された大阪府。28日の定例会見で吉村洋文知事は、記者団から「この1年間何をしてきたか」との質問を受けた。

    会見では記者団が、政府に対する不満の声を紹介したうえで、「これは『この1年間、何をしてきたんですか?』という疑問かと。(知事は)この1年間を振りかえって、どのように考えますか」と質問。

    これに対し吉村知事は記者からの質問自体に対して、「こういった記者会見や日々のぶら下がりの会見でも、基本的に質問がなくなるまでやっている。1年間何してきたんですかって言われても、ここでずっとそのためにみなさんに公表もし、説明もし続けてきている」と反論。

    また、「感染がこれだけ増えてきているなかでは、不十分だという批判もあると思う。ですが、府の職員や専門家の意見を聞き、さまざまなことを判断し実行してきた」と、疲れた表情を見せた。

    毎日、感染者数や医療体制のひっ迫状況を公開し、情報共有している大阪府。「組織決定したことをできる限り明確に発信する責任がある。府民のみなさんには、どういう理由でその判断をとるのか、どういう根拠と考えの下でその政策をとるのか、今後もできる限り丁寧に説明したい」と話した。

    https://www.lmaga.jp/news/2021/04/255832/


    【(大阪)記者団「この一年間何をしたきたんですか?」吉村知事「ここでずっと説明もし続けている」】の続きを読む

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