キリスト教系宗教団体「エホバの証人」2世信者らの支援をしている弁護団が11月20日、581人のアンケート結果を報告書にまとめた。2022年末に厚生労働省が宗教的虐待について示した指
針「Q&A」を元に、該当するかどうかを調査。「2023年時点で数万人に上る2世がおり、信仰に関係する虐待や人権侵害を受けていることが強く推測される」と発表した。
支援弁護団の田中広太郎弁護士と田畑淳弁護士、元信者2人が同日、衆院内で立憲民主党のヒアリングに応じ、輸血拒否の実態を中心とした「医療ネグレクト」の実態について報告した。自
身も元2世である田中弁護士は「みなさんに関心を向けていただけることが、こうして声をあげた人たちの勇気の後ろだてとなる」と訴えた。
3世のナオトさん(仮名・20歳)は10歳の時に心臓に穴があいている「心房中隔欠損症」とわかり、8年にわたって手術が必要といわれたが、両親が拒否していた。
「病院から帰るたびに、毎回、親からムチをされました。『どうして自分の口で輸血を拒否するとお医者さんに伝えないんだ』という理由でした。毎回、宗数のせいで命の危険に不安になっているのに、さらに、ムチをされ、どれほど絶望的な気持ちになったか」
成人となった18歳の時に自らの判断で手術を受け、現在は完治したという。田中弁護士は「8年もの間、手術が必要といわれながらムチをされるという異常な家庭。でも、話を聞くと親は優しい人だという。教団の指示で、確実に破壊したといえます」と話した。
また、約10年前まで幹部として輸血拒否の教理に関する専門部署にいた根尾啓太さん(仮名)も実態を打ち明けた。内臓がつぶされながらも両親の輸血拒否により、治療ができず苦しみを強いられた幼児、早産で大量出血したが、母子ともに死亡したケースなどを見てきた。
当時、同じ自治体で13人ほどいた医療機関連絡委員は毎週、信者の病気についてデータを共有していたといい、今も当時のデータは持っている。
「言い尽くせない大きな後悔があります。自らの良心と人間性にかけて、事実をお知らせする責務がある」と涙をぬぐいながら話した。
弁護団は2023年1月に、2世や有志の弁護士・医師ら16人によって設立された。虐待や人権侵害の実態について明らかにすることを最大の目的とし、5〜6月にかけてSNSなどを通して2世向けに呼びかけ、アンケートを集めた。
調査結果では、輸血拒否カードを所持していたのは8割を超えた。「輸血拒否はエホバの教義の根幹」(根尾さん)といい、1980年代から2020年代にかけて、どの年代でも確認されたとい
う。弁護団は「特定の信者や、家庭だけの特殊な事情ではなく、全国的に輸血拒否カードの所持・携帯が教団によって指導されていたことを裏付けると評価すべき」とした。
また、ムチに関しても92%が経験ありと回答。「1970年代から2010年代に全国で行われてきた」と説明したものの、田中弁護士は「収束の傾向にはある」とした。教団が管理するホールや集会場で行われたとの証言もあり、一部では組織的関与を示唆する結果となった。
これらの結果は、長老と呼ばれる幹部からも協力を得て内部資料を入手し、検討した結果だという。弁護団は「全国で長期間にわたり、連綿と同じようなことが繰り返されている。教理とも合致しており、継続性・組織性に着目してほしい」と述べた。
教団側は2023年5月には厚労省と会合し、「児童虐待は認めていない」などと信者に通知したが、弁護団は「状況は変わっていない」とする。内部資料では、8月に妊婦に向けた通知を改訂
したが「自分で考えるように」とはしているものの、輸血以外の方法で治療できるか相談するよう指示しているという。
今回の調査報告書は一般にも公開し、こども家庭庁には陳情書を提出。公的機関が実態を明らかにするとともに、宗教団体の関与を調べるよう求めている。
弁護団が教団に求めたのは以下の5点。
・宗教虐待Q&Aをすべての信者に対し周知すること
・児童虐待防止法6条に基づく通告義務をすべての信者に対し周知すること
・宗教虐待Q&Aに規定された虐待行為を、信者が子どもに対して行うことを認めない旨を周知すること
・教団と利害関係のない第三者を入れた調査委員会を組織し、過去に行われた虐待行為についての実態及びその原因を調査し、虐待行為の防止態勢の構築に向けた措置を公表すること
・教団の信者に対する指導、指示、推奨に起因して、児童虐待被害に遭った2世等への謝罪をすること
弁護士ドットコムニュースがエホバの証人広報に対応を問うたところ「明日(21日)、メディア用ステートメントをお送りする予定です」との回答があった。

(出典 news.nicovideo.jp)
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<このニュースへのネットの反応>
人を救わない宗教に何の意味があるのか...
実の子が*だ輸血否定事件も風化したし「エホバの証人」で通じない人も増えたんじゃないかな? 「目ざめよ」とか「ものみの塔」の方がむしろ知られていると思う (@海老名隣市の元住人)
未成年に関しては当人が拒否していても裁判所の許可で輸血できるようにしたほうが良いのではないかな。
輸血拒否はキリスト教の根幹でも何でもない。エホバの証人側が妥協すべきだ。医療の側も生理食塩水で何とか間に合う場合に輸血をしない、というのはインフォームドコンセントだが。
思考を放棄して宗教に盲目に従い続けて何を目指してるんだろうか。ずっと地球の周りを太陽が回ってるって信じていたいのかな
宗教は人間が生み出した最悪の概念。エホバの輸血拒否は論外としても、今でも宗教が元で何十万人、何百万人が*れている。パレスチナが良い例。
まさかとは思うが、岸田が*に弔意示したから、ガス抜きで急にエホバがどうのこうの言い出したんじゃないだろうな?地上波も*=公明であることに何の問題もないみたいに報じてるし、ニュースのコメ欄には学芸員が居座ってるし。統一を潰しても政権、メディアべったりのこいつらがまだいるんだよなあ…。(官房長官によると池田はベネディクト16世と同等の扱いなんだとよ。)
なんで今更? エホバのコレってオウムのときにさんざん槍玉に挙げられてたじゃん。それでも未だに残ってるってことはその教義を是としたアホな信者が居るってことでしょ。そもそもの話、現在に至るまでこんな命に関わるような教義を信奉するカルト教団を放置している政府の方が問題でしょ。
既成宗教はその土地その時代における倫理規定としては有用だったんだろうけど、教義の解釈違いやらなんやらで生まれた過激派やカルトは今や害悪でしかない
あーエホバかぁ。子供の頃の同級生に信者いたけど、輸血だけでなく予防接種とかの注射もダメなんだよなこれ。原始的というか時代錯誤というか…。
ムチをされる、て日本語がへん。
カルトをどうこうできる法がないから仕方ない。
宗教のカルトな部分に子供を巻き込むなよ。子供を政治利用する*活動団体と変わらんぞ。
そもそも日本に一神教自体馴染まないんだからそろそろ諦めて撤退すりゃいいのに
この手の聞くたびに思うのは、別に信者本人が*でもいいから教えを守るっていうならご自由にだけど、それを他人はもちろん、親族に押し付けるなと思うわ 単なるエゴでしかないよそれは 個人的にはこの手のカルト(これだけだけではなくて、*、統一、幸福、共産etc)はすべて潰してほしいが それが無理ならせめて社会から完全に隔離してほしい 普通に存在が迷惑だし
人を*せたり不幸にさせるんだから、それはもはや宗教ではなくて邪教だな。
心中させられた赤子は可哀そうだが身勝手な思想に殉じたんだから本望だろ。試練?そんなあたおか宗教に属することそのものが試練だな
ムチをされとかいう言葉が出ているが、鞭打ちされているなら=虐待ではないんですかね??まぁ親の宗教のせいで子供がまともに医療を受けられない時点でまともに子供を育てられない環境だろうし、児相が動いても問題なさそうだとは思うが。
自分に宗教が必要だったからと言って我が子にも宗教が必要だなんて思わないことだな。宗教がなくとも行きていける人間なんてごまんといるんだ。
統一や*なんかが信者から金をねこそぎだまし取ったせいで、本人や家族がまともに医療機関にかかれず*だケースも多いと思うよ
救済ーとか言って税金投入だけはやめろよ
仮に輸血しただけで神様が救ってくれなくなるんだとしたら、その神は心が狭すぎると思わんかね。
ヤバい宗教のヤバさって大抵金に汚いとか権力が絡む種類だけどエホバってガチで神を信じてるタイプのヤバさなんだな 教団的には信者長生きさせて献金させ続けた方が得するはずなのに教義のために見*にするんだから
ムチをされるってなにかの隠語なんか?それとも文字通り鞭でしばかれてるのか?詳しい人教えて
人を*新興宗教?はよ潰して
地元ではエホバに入信した母親が子供を折檻する際にベルトで鞭打ちしているという噂があった。近所の人が通報しても解決しなかったらしいけどどうなったのかね
過去やり玉に挙がった後も縋っている信者の方々自身は勝手にすれば?ですが、信者の子供に生まれてしまった人や信者ではない家族については過去の件とはまた話が違うのでは?
命を危険にしてまで輸血を拒否するってのは作り話じゃないかと思ってる。職場のエホバの人も、もし自分や家族に輸血が必要になったら迷わずするって言ってるけどw
宗教がなくても政治的イデオロギーでも*合うしなあ、自分が正しいと思えば間違っている人間を罰する事になんの躊躇いも持たないのが人間って生き物じゃないの?で大体正しくもないっていうオチ。
俺エホバの証人の二世だけど妄想だけで断言してるコメントが多くてすごく面白いわ。
輸血拒否カードまたは身元証明書(親が子どもに輸血を望まない旨の記載がある書類)を持っていたことがあるかについては、8割以上の451人が「ある」と回答。持っていた理由(複数回答)は「保護者から言われたから」337人、「輸血してはいけないという教団教理を信じていたから」218人、「周囲の信者から言われたから」153人などだった。
信者の間では素手や定規、ベルトなどでたたくことを「むち」と呼んでいるといい、それをされたことがあると回答したのは、9割を超える514人。むち打ちが始まった時期は、生まれてまもなくから3歳ごろが最も多く、241人だった。だそうです。
他人の輸血がダメなら、自分の血液を増やす血液バンクを活用したら良いのにそれすらダメなの?平穏で幸せになる為の宗教で*だら、間違っているよ。 手段と目的が入れ替わっていて、本末転倒だ。
子供や親族を巻き込まないなら輸血拒否して*でも好きにすれば良いとは思う。ただ、未成年のうちは判断力に乏しいんだから輸血強制してもいいんじゃないか。
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