世界中どこでも誕生日というのは特別なものだ。自分の生まれた日を祝ってくれる人がいたら、それだけでうれしいものだ。
ある女性は誕生日に父親から「泥水の入ったボトル」という、ちょっぴり変わったプレゼントをもらったことをX(旧ツイッター)に投稿した。
なぜそんなものを?と思うかもしれないが、そこには、父が娘に伝えたかった大切な人生の教訓が込められていたようだ。
【画像】 誕生日に父から汚れた水が入ったボトルをもらった女性
アメリカ・サンフランシスコに住むパトリシア・ムーさんは、10月2日に自身のXアカウントで誕生日に父親からもらった特別なプレゼントについてシェアした。
ムーさんのお父さんは過去に救急箱、催涙スプレー、百科事典、キーホルダー、娘に捧げた自身の著書などを、誕生日にプレゼントしてくれたそうだ。
それらはどれもムーさんにとってお父さんからの素敵な贈り物だが、今年はさらに特別なプレゼントをもらった。
それは「泥水の入ったボトル」だった。
For my birthday this year, my dad gifted me a dirty bottle of water. Not kidding.
— Patricia Mou (@patriciamou_) October 2, 2023
In the past he’s gifted me: a first aid kit, pepper spray, an encyclopedia, a key chain, dedicated a book he wrote to me, etc. good ol dad gifts.
He told me this years gift was extra special as… pic.twitter.com/N56AiGgErJ
お金では買えない貴重な人生の教訓が込められていた
ムーさんは、父からプレゼントについてこのように伝えられたとXで共有した。
父は、このプレゼントは「お金では買えない貴重な人生の教訓だよ」と言いました。
振ると全体が茶色に染まる泥水が入ったボトルは、私たちが慌てふためいている時の人生を象徴しています。私たちが打ちのめされているとすべてが暗く、絶望的に見えるかもしれません。
でも、ボトルをしばらく置いておくと泥が沈み水は透明になります。冷静になって心を落ち着かせてみると、その泥はボトルのほんの一部にすぎないことがわかります。
物事を客観視して冷静に考えれば、人生において良いことのほうが悪いことを上回るということを覚えておくことが重要です。
泥水の入った汚いボトルには、人生の困難に直面した時に救いとなるであろう父親の尊いアドバイスが込められていたのだ。
それを知ったムーさんは深く感動したという。

教訓を共有し合う父と娘
その週末の後半、ムーさんはボトルを海に持って行き再び水を注ぎ戻し、その過程でお父さんとこの格言を共有したそうだ。
あなたは大海の一滴ではなく一滴の中の海なのだ
これは、「あなたはその一雫に海そのものを内包する存在なのだ」という13世紀のイランの神秘主義詩人かつ哲学者ジャラール・ウッディーン・ルーミーの言葉だ。
Xへの投稿でムーさんは「事実上、私は父の常套句をひとつ上回りましたが、言いたいことは私は明らかにこの男性の子供であるということです」と締めくくっている。
時に、最もシンプルな贈り物が最も深い意味を持つことがある。
万が一人生で岐路に立たされたとき、この記念のプレゼントを見てムーさんはお父さんからの教えを思い出すことだろう。
お金では決して買うことのできない人生の教訓を教えてくれて、大切なことに気付かせてくれる人がそばにいるというのは、とても幸せなことかもしれない。
追記:(2023/10/08)本文を一部訂正して再送します。
References:Father Gifts A Bottle Of Dirty Water To Daughter As Birthday Gift, But There's A Catch / written by Scarlet / edited by parumo

(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
過去のプレゼントに「自身の著書」ってあるあたり詩人とか小説家のお父さんかな?
アート作品を見てもらう相手が娘しかいないのか。まあ好きにしろ。
一休さんとかお雇い外国人とかが似たようなことしてたっけ
てっきり砂金かと
ただ単純に欲しがってるものを与える親より有能だろ欲しがってるものをやらんと関係保てない親子よりは
すごくいい話なんだけど、誕生日プレゼントは別に用意してあげて。
現代アートだな。丁寧な解説が必要な点も含めて。
と、自己暗示でもかけないとやってられないのであった
???『このボトルの中身が・・・バーボンだろうと泥水だろうと・・・俺達には大差ない事だ・・・』
泥水のように汚い心の私はペットボトルをどうしたのか知りたかった
コメントみんなの捻くれ方なんて可愛い物だぞ。本当に捻くれてると「でも、泥が混じってるって事は、その人生における良い事に見えるモノは実は飲み込んではいけない危険な代物であることも象徴してますよね?」とかなんとか揚げ足取りするからな。
これを「イイハナシダナー」と*正直に受け止めた誰かの親が、これを真似して親子関係にヒビをいれないことを願うばかり。
コメントが荒れることからわかるように、普通は何言ってんだコイツで終わるから、この父親は娘から「この行動、教訓を真面目に受け取るべき」と感じてもらえる普段からちゃんとした人だという事。真似して失敗するような浅薄な親はそうじゃなくてもどっかでやらかしてるから結果は変わらんよ。
トンチが効いた親なのかトンチキな親なのかそれは当人同士にしかわからないのだ
泥水ボトルで環境汚染とかを学ぶやつかと思った
中から指輪とか出てくるのかと思ったら…教訓自体は悪くないのよ?ただそれを誕生日プレゼントとして出すのは違うだろ
良い話なんだけど、心が汚れすぎてて「誕プレに教訓を渡されても喜べるくらい普段から色々貰ってるんだろうなぁ、金持ってるんだろうなぁ」って感想が出てしまう
画像も相まって、てっきり「小さいころ住んでいた町の砂浜の砂と海水」・・・とかそんな思い出の品なのかと思ったら違った。
物欲に塗れて精神が未熟よりはよっぽどいいかと。父親の格言はよく分かったけど娘の行動と格言はそのままじゃよく分からず、後述の偉人からの引用でやっと理解した。子供なりに一本取ってやったって感じがして微笑ましいけど、引用してるならまだまだ父には及ばないんじゃないかな。
誕生日プレゼントが一人一つとは限らないし・・・
教訓めいた作り話なの?これ
こういうのこれはこれとしてで別にプレゼント渡すよね
父親の想いがちゃんと伝わってて良いと思うね。
中身を大事にする娘に育てば良いよ。
これで後から別にプレゼントをあげたらなんだか台無しになりそう。
さすがに別であげてるんちゃうか。5こくらいあってその1つかもしれん。って思ったけど過去の贈り物のチョイスがなんか微妙やな…
なんだ、砂金入ってるから分離してインゴットにしてねじゃないのか
スノーボールみたいなもんやろ
まあ、誕生日プレゼントである必要は、ない。<ペットボトル入り泥水
ここのコメント欄はこういうことされてキレる子供に育っちゃったんだなぁという感想がよくわかる 良い娘さんやね
父の日に泥だんごをプレゼントしてやれ




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