大坂なおみ日本人なのか?」

オーストラリアの日刊紙「オーストラリアン」電子版が2021年7月24日に公開した記事が波紋を広げている。

記事では同国のスポーツライターが、テニス女子・大坂なおみ選手を東京オリンピックの最終聖火ランナーに選んだことは「間違いだった」と主張。これに、各国のメディアから批判が続出しているのだ。

「何か気まずい感じがする」

記事を執筆したのは、オーストラリアスポーツジャーナリストウィルスワントン氏。同国の優れたスポーツ報道を表彰する「SportAustralia MediaAwards」を7回受賞した経歴を持つ。

記事のタイトルは『How Japanese is Naomi Osaka?』(大坂なおみ日本人なのか?)。スワントン氏はまず、1964年東京オリンピックの最終聖火ランナーに選ばれた、陸上選手・坂井義則氏について触れる。

オリンピックの火を灯したのは、広島が核爆弾で破壊された日に生まれた一人の男だった。彼は、第二次世界大戦の灰の中から日本が立ち上がったことを示すために、無名の人の中から選ばれた日本人紳士だった」(日本語訳、以下同)

スワントン氏は坂井氏の起用について「クラブレベルランナーで、本物のオリンピック選手の足元にも及ばなかったが、それは関係ない。炎はスポーツを超えている」とする。

スワントン氏はここから、今回の大坂選手の最終聖火ランナー起用は「不適任」だった、との論を展開する。

「下品に聞こえるかもしれないが、彼女はちょっとした吹き溜まりだ。彼女はフロリダからここ(日本)に飛んできて出場した。もっと良い候補者がここ(日本)で育ったのだ」
「大坂は1997年、大阪の中央区で生まれた。母親の環さんは日本人。父はハイチ人である。大坂が3歳のとき、一家はアメリカニューヨークロングアイランドに移り住んだ。それ以来、大坂はずっとアメリカにいる。もしこれがステート・オブ・オリジンオーストラリアラグビーオールスター戦)の資格規定であれば、彼女は今大会でアメリカジャージを着ているはずだ」

スワントン氏は「彼女は日本の伝統を誇りに思っている」としつつ、「日本の一般の人々からは、彼女との深いつながりは感じられない」「何か気まずい感じがする」などと意見。「彼女にライターを渡したのは間違いだったと思う」と主張した。

一方で、スワントン氏が最終ランナーにふさわしかったとしたのは、元プロ野球選手王貞治氏、ソフトボール日本代表、元柔道選手の野村忠宏氏、新型コロナウイルスパンデミック下で働く医師・看護師の4組だ。

特に、王氏については「日本で最も尊敬されているアスリートであり、868本のホームランの世界記録を持つ野球選手である」と説明。「崇拝されている81歳であれば、日本人ティッシュを手に取っていただろう」とした。

台湾メディアは「矛盾」を指摘

記事はオーストラリア国内で大きな波紋を呼んだ。問題視されているのは、スワントン氏の「人種」に対する認識だ。

同国のジャーナリストマーク・フェンネル氏はツイッターで24日、自身も混血児だとした上で「このようなことはしないでください。周りの人が自分の人種を判断したがる世界で育つのはゴミのようなものです」と投稿。インターネットメディアJUNKEE」も25日の記事で「外国人嫌いでナショナリスト的なレトリックで溢れている」とスワントン氏を批判した。

国外にも波紋は広がった。27日には、イギリスの日刊紙「The Times」電子版で『If Naomi Osaka thinks she's Japanese, that's good enough for me』(大坂なおみ日本人だと思っているなら、それで十分)と題したコラムが掲載された。

執筆したライターのサラ・トーア氏は「生まれた国、住んでいる国、母国語、市民権、パスポート、内なる感情、どれがあなたの民族性を決定するのでしょうか?『The Australian』紙のスポーツレポーター、ウィルスワントン氏は、居住国が唯一の重要な情報であると考えているようです」と指摘。

さらに「2歳からイギリスに住んでいるトルコイギリス人女性として、私は大坂選手のテニスラケットスワントン氏の頭を殴ってやりたいと思っています」と、強い表現で批判した。

台湾の日刊新聞「中国時報」電子版は、スワントン氏の「矛盾」を指摘した。27日の記事『大坂なおみは「東洋のオリンピック」で聖火を灯すには不十分なのか? オーストラリアメディア:彼女は日本人には見えない』では、スワントン氏が王氏を最終ランナーに推薦したことに対し、次のように指摘している。

王貞治も純粋な日本人ではないことに気づいていなかったのかもしれない」

王氏は日本出身だが、父は中華民国籍。日本以外の国にもルーツを持っている。

尋ねるべきは「誰なのか」

28日には、オーストラリアで展開するメディア「The Conversation」が、この問題に言及する記事を配信した。記事のタイトルは『Yes, Naomi Osaka is Japanese. And American. And Haitian』(ええ、大坂なおみ日本人です。アメリカ人です。ハイチ人です)。スワントン氏の記事『How Japanese is Naomi Osaka?』に対する「アンサー」とみられる。

記事の執筆者は、豪クイーンズランド大学で日本文化を研究するイーファ・ウィルキンソン氏。同氏は「大坂なおみ2020年東京オリンピック開会式で大釜に火をつけた。この栄誉は世界に重要なメッセージを送りました。大坂は多様化する日本を代表しています」と主張。スワントン氏とは対照的に、大坂選手の最終ランナー起用を評価した。そして、こんな問いを投げかけた。

「彼女が本当に日本人なのか疑問に思う人もいます。代わりに私たちが尋ねるべき質問は(大坂なおみ日本人なのか、ではなく)大坂なおみとは誰なのかということです」

ウィルキンソン氏は、日本・アメリカの二重国籍だった大坂選手が、19年に日本国籍を選んだ背景などに迫ったNetflixドキュメンタリーNaomi Osaka(大坂なおみ)』の内容を引用した。

ドキュメンタリーの中で大坂は、日本国籍を取得することは当然の決断だったと語っています。『14歳のときから日の丸を背負ってプレーしていました』『日本のためにオリンピックプレーすることは、秘密でも何でもなかったんです』」

ウィルキンソン氏は複雑なバックグラウンドを持ちながらも、アメリカ国籍を放棄し、日本国籍を選んだ大坂選手の声に「耳を傾けるべき」と主張。「アスリートは商品ではなく、スーパーマンでもありません」と訴えた。

大坂選手は最終ランナーとして聖火台への灯火を終えた直後の24日未明、SNSでこう語っている。

「間違いなく、私がこれまでに経験したことのない最高の運動の成果と名誉です。今の気持ちを表す言葉はありませんが、今は感謝と感謝に満ちていることは知っています。愛してる。みんなありがとう
大坂なおみ選手(2018年撮影)


(出典 news.nicovideo.jp)

ていうか、開会式の「ドローン」しか感動しなかったですね。

<このニュースへのネットの反応>

海外メディアが望んでいたのは、日本国籍を持っている人ではなく、日本文化が身についている日本人だったと。わからないではないけれど、お金とかいろいろあったんだろうよ。裏側に。


ポリコレに媚びただけの人選というのが見透かされて興醒めなのは分かる。復興五輪と言うのなら無名の震災被害者でもよかった。


うつ病だということははっきりしてる。試合して大丈夫なの?良い記録が残せるといいですね。頑張ってください。


コロナのパンデミック後に起こった人種差別に関する世界的な騒動の中での言動と、最近の精神面での不安定さが無ければまあ一応納得出来る人選ではあった。が、現状を鑑みると、どうしても違和感の拭えない人選になってしまったのは確かだな。それでも大元の記事で非難してたような点については流石にズレてると思うけど。


日本の都合なので他所の国の心証なんざ知らんさ、ところで大阪選手が日本人に見えない奴って本当にいるのか?「偉大なるトランプ様に逆らった小娘が怪しからん!」って話なら、そいつは日本を去った方が幸せになれるぞ


グローバル化によって出自や帰属があいまいな者が今後ますます増えていく。各々の帰属性は自認と自称によって決まるようになっていくと思う。たとえば錦織やイチローはいずれ人生の半分以上を海外で過ごすことになり、また日本へ戻るつもりも微塵もないのだろうけど、老人になっても日本人を自称するのだろうし誰もそれに異を唱えたりはしないだろうと思う


*なのか?黒人差別主義者か女性蔑視だな!本人は日本国籍を選択してる以上日本人なのは間違いない!実際国籍を無視して話してるのが問題!国籍関係なく日本人は日本人なのか?**しい!ただ今回の五輪は色々問題があったのも事実で最終ランナーに黒人で女性と言うだけで差別を払しょくできると安直に考えた五輪委員会にも問題があるとは思う。ただ日本人か?と言えば日本人だよ


それアボリジニの人に同じこと言えるの?


確かに「(家なら)また建てたらいいよ」と微笑んで見せたあの爺さんでも良かったかもしれんね。王貞治でも良かったけど王長嶋リレーはちょっとクドイw…大阪サンは日本の何を象徴するのだろうと思うと、とりま模範解答を並べてみました的な底の浅さが先に立つのだよな。(まぁ個人的に好かん!というのが一番だがなwww)


選手の中から選ぶなら池江璃花子なら日本人で文句言う人はほぼいなかっただろうね。白血病を克服して復活したっていうエピソードは海外の人も勇気が出たんじゃないかなと思う。大坂なおみは知名度や功績は圧倒的だしガイジムーブする前は割と好感度高かったと思うけど、今じゃ大坂なおみって聞くだけでうわぁ…ってなる人多いんじゃないかな


日本は添え物扱いとなり、欧米ポリコレが覆いつくした。


前にも書いたが、大坂選手が聖火ランナーの一人を務めるのは日本が多様性も身に着けつつある象徴として完全に賛成の立場だが、最終ランナーにするのは記事の記者のように他にいくらでも彼女より適任の候補者が山ほどいたと思っている。


「猫ひろしは日本人なのか?」に発展します


「猫ひろし」ってリオ五輪に出るためにカンボジアに帰化した奴だよな?当然カンボジア人だろう、まさか日本に舞い戻って来てたりしないよな?


「日本の伝統を誇りに思っている」のなら、プレーでイラついてラケットへし折るような道徳観を直して欲しい。道具を大事にする価値観をリスペクトして欲しい。でないと『同じ日本人』という共感ができないんだよ


昔の誇りある日本と今を比較してもな。東京にオリンピック招致するときにIOCに東京の夏は穏やかでスポーツに理想的な気候とか平然と嘘の書類提出してたらしいしなww日本中が真逆であるとわかりきってんのによくそんなんできるわーと愕然とする、それが今のジャパン


知名度に加えて多様性を表す意図は分かるんだけど、個人的には凶悪犯取り押さえから発したBLM積極参加で色が付いてるのと、今大会の代表選手は最終に限らず当日の聖火ランナーとすると特別待遇扱いっぽいので引退した金メダリストや現役選手だけど今大会には出場しない人の方が良かったかなと。


幼少からアメリカで過ごし日本語を喋れない人間を日本の代表と認めるのは確かに難がある。


アフリカンとしてのルーツは散々強調してきた一方で、日本へのリスペクトは皆無だったと思いますがねえ・・・


書類が揃ってんなら、別にどうこう言う筋合いの問題ちゃうわ。


ふむ、つまりオーストラリアで仮にオリンピックが行われる場合はアボリジニだけで聖火ランナーをやるって事か、覚えとこう


その前に、最終ランナーにふさわしいリストに、野村さんと二人でリレーした吉田沙保里のアネキが入ってないってどういうこと?


台湾誌の指摘は自己撞着を起こしている。大阪はアメリカに根差しているから日本のランナーに相応しくないという指摘なのに、王さんが日本に根差していることを承知の上で反証した気になっている。


この理論でサッカーフランス代表はワールドカップの予選で落ちしそうになってましたねw


王さんはよっぽど日本人らしくて最終ランナーに選ばれても反発は小さいよ。国籍がどうとかじゃなくそれまでの暮らしぶりでわかるでしょ


日本人(国籍)で一番有名なアスリートを選んだ結果。羽生結弦が夏のオリンピックに出るのは場違いだし、あとは池江璃花子とか順当。


競技の場で政治活動した人をアスリートの祭典で評価しだしたら、アスリートが政治に振り回されるようになると思うよ?きっとそのうち国かスポンサーの都合で世論操作のための宣伝塔にさせられるよ。落ち目の芸能人みたいに。開会式企画した電通なんかはその方が都合いいんだろうけど。


 まぁ日本人の文化的な背景、日本人的な精神。日本語を話せるかどうか・・・。そういったものはなくても、日本国籍を持っていて。実力があって、日本を愛する人間なら良いと思うよ。


寧ろ自分的には色んな方面の五月蠅いナントカ勢を効果的に黙らせる絶妙な人選だったんじゃないかって思ったけどね。日本人要素って問われればまぁ疑問視する勢の気持ちも分からんではない。


日本で生まれて親が日本人で日本国籍だから日本人でしょうよ。


文句の出にくいいい人選だったと思う。個人的には好きじゃないけど


外国人技能実習生には日本語能力求めるクセに、国の代表にはそれすら求めない国。


世界に通じる技術や知識、功績を持つけど、知名度がいまいちな人材を探して紹介するとか別の方法もあっただろう。知名度と話題性で選抜した結果がコレ。


ここまでの五輪の人選に「うん、納得」って人選ある訳もないのに「いや、大阪なおみは云々」とか論じること自体ばかばかしいと気づいて欲しい。カチンとすることに反論することしか頭にないとこういう不毛なループに陥りがち。つか閉会式でイチロー出てきたら全部吹っ飛ぶ。


個人的には64年の東京五輪に関与のある人物が相応しかったと思いますね